こんにちは。
ヴァイオリンは一度辞めてしまったけど
また再開したい、
という方は結構いらっしゃいます。
私の教室でも大人の生徒さんは
半分くらいが再開された方です。
今回は
『ヴァイオリンをまた始めたい』と思った時
どんなことに注意したら良いのか
についてお話します。
ヴァイオリンは一度辞めてしまったけど
また再開したい、
という方は結構いらっしゃいます。
私の教室でも大人の生徒さんは
半分くらいが再開された方です。
今回は
『ヴァイオリンをまた始めたい』と思った時
どんなことに注意したら良いのか
についてお話します。
1、楽器の状態を確認する
ヴァイオリンをお休みしていた間、
楽器をひいてみたり、状態を確認することは
あまりなかったと思います。
長い間放置してしまった楽器は
弦や弓の毛を交換しなくてはいけません。
また、保管の仕方が悪かった場合は、
楽器本体に何か不具合が起きている
可能性があります。
そのままでは再開できないので、
まずは楽器の状態を確認して
楽器屋さんに修理をお願いしましょう。
一年以上ひいていない場合は
弓の毛は交換した方が良いので、
その時に他に楽器本体に不具合がないかを
楽器屋さんに見てもらってください。
弦の張り替えがまだ自分でできない方は
弦の張り替えもお願いすると楽です。
以前習っていた先生や新しく習う先生に
相談しても良いですが、
先生は弓の毛替えはできないので
最終的に楽器屋さんにお願いすることに
なります。
一度新しい先生のレッスンや
ガイダンスを受けて楽器を見てもらって、
治した方が良い所を教えてもらってから
楽器屋さんに行くのも良いでしょう。
2、前の先生に言われたことに固執し過ぎない
驚かれるかもしれませんが、
結構大事なことです。
ヴァイオリンを再開する時、
以前と同じ先生に習えたら
気心も知れていて良いのですが、
引っ越しをした時などは難しいですよね。
その場合は新しい先生を探して
レッスンを受けることになると思うのですが、
前の先生に言われたことに固執し過ぎると
上手くいかないことがあります。
このブログでも何度かお話していますが、
先生によって教え方や伝え方は違います。
使う教材自体も変わるかもしれませんが、
同じ教材を使っていても
前の先生と新しい先生とでは
教え方が違うでしょう。
『前の先生と言ってることが違う!』
と思ってしまうと、
なかなか新しい先生の教えて下さる内容が
入ってこないので身に付きませんし、
『前の先生はこう言ってましたよ』
と生徒さんに何回も言われてしまうと、
実は先生の方も教えにくくなってしまいます。
先生によって教え方や伝え方は違っても
《生徒を上達させる》という目的は同じなので
『なるほど。
この先生はこういう教え方なんだな』と、
素直に受け入れる方が上達しますし、
レッスンも楽しめますよ。
前の先生に言われたことを
忘れる必要はありません。
ただ、固執し過ぎないことが大切です。
『先生が変わると教え方も変わる』
ということを知っておきましょう。
『もう少しレッスンのペースを上げてほしい』
『もっとじっくりこの曲を仕上げたい』
と思った時は、遠慮なく
新しい先生にリクエストしてみましょう。
そういうリクエストなら
きっと先生は応えてくれるはずです。
もちろん『先生と性格的に合わない!』
という場合は無理をすることはありませんが、
そうでなければ新しい先生の教え方に従って
レッスンを受けてください。
お休みしていたヴァイオリンを再開する時は、
前と同じようにひけるのか
不安になるかもしれませんが、
練習すれば必ず
以前よりも上手にひけるようになります。
少しでも『またヴァイオリンがひきたい』
と、思ったのなら
勇気を出して再開しましょう!
それでは、また🌸
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