今回も引き続き、
練習に行き詰まった時の対処法についてです。
4、相談する
当たり前過ぎて
『何それ!?』という感じかもしれませんが、
実はこれ、結構大事なことです。
一人で抱え込んでしまうと大変だから
というのはもちろんですが、
演奏の悩みにおいては他人の意見や感想は
とても役に立つんですよ。
例えば、
レッスンを受けている先生に相談すれば
きっと親身になって教えてくれるはずです。
前回のレッスンで言われたことが
練習してもどうしてもできなかったのなら、
先生は言い方やアプローチの仕方を
前回とは変えてまた教えてくれます。
(※ 練習していなくてできない時は
先生は同じことを繰り返し言いますよ!)
それでもどうしてもできない時は、
先生以外にアドバイスを求めてみましょう。
先生とは全く違う解決法を
教えてくれることがあります。
世の中にたくさんいるヴァイオリンの先生達は
それぞれ教え方が違います。
《生徒を上手にする》という目的は同じでも
使う教材やレッスンの内容は
同じではありません。
同じ技術を教えるとしても、
大事にするポイントや、言い方が
先生によってそれぞれ違うのです。
どうしてもできなかったことを
先生以外の人に『こうしてみたら?』と
言われて試してみたらアッサリできちゃった、
なんてことは珍しくありません。
一応、先生側として先生のフォローをすると、
これは『先生の教え方が間違っていた』
別のアプローチの方がその人には合っていた
ということです。
その証拠に、
他の人のアドバイスでひけるようになった後
先生に言われたことを思い出してみると、
『あ!そう言うことだったのか!!』
と、今までより理解できるようになることが
あります。
演奏も、見方や考え方を変えると
同じ内容でも今までとは全く違って
見えることがあるのです。
もし、ずっと同じ先生に師事していて、
同じことで長い時間悩み続けているのなら、
先生以外の人に相談することは
問題解決にかなり効果があると思います。
『先生以外にプロの知り合いはいません』
という方は、
体験レッスンを利用しても良いですし、
ヴァイオリンを習っている友達や知り合いに
相談しても良いと思います。
プロの奏者ではなくても、
ヴァイオリンを習っている人なら
同じ悩みに直面したことが
あるかもしれません。
その時にその人がどう解決したのかを聞けば、
自分の練習にも活かせます。
その人が他の先生に師事しているなら、
間接的に他の先生のアドバイスを
聞くことができますよ。
色んな解決法を知っておくと、
今の悩みには合わなくても
今後役に立つ可能性があります。
一生懸命練習してもどうしてもできない時は
先生に相談したり、
色んな人と情報交換をして、
自分の知らなかった新しい解決方法を
入手しましょう!
それでは、また🌸
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