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良い音を出す秘訣②

こんにちは。

今回も
ヴァイオリンで良い音を出す秘訣
についてです。





3、姿勢やひき方を正す

良い音を出したいと思ったら、
姿勢やひき方を正しましょう。

『当たり前じゃない?』
と思われるかもしれませんが、
良い音を出すために本当に大切なことです。


ヴァイオリンを習うと
まずは簡単な音階や曲から始めて、
少しずつ難易度が上がっていきますね。

最初に習う音階や曲の時に、
左手と右手の形や動かし方について
何度も先生に注意されませんでしたか?

先生が何度も言うということは、
それだけヴァイオリンをひくために
大事だということです。

ヴァイオリンから音を出すだけなら、
基礎を習わなくても何とかなります。

でも、良い音を出すには基礎をしっかり学んで
その基礎に忠実にひくことが大切なのです。




音階では姿勢やひき方がきれいになっても、
曲になったらせっかく覚えた基礎を忘れて
ひき方が悪くなる方は意外と多いです。


音階で基礎の練習をする目的は
音階が上手になることではありません。

良い音を出すことです。

音階で身に付けた基礎は
曲をひく時にも応用しなければ
音階の練習は意味がないのです。

音階は音階、曲は曲
と、全く別のものとして考えないで、
曲を練習する時も
音階で学んだ姿勢やひき方ができているか
確認しながら練習しましょう!

必ず良い音が出せるようになります。



例えば、音が掠れてしまう場合は

・右手の重さが足りない
・弓が弦に対して真っ直ぐ当たっていない
・弓を当てる場所が駒(もしくは指板)に
 近過ぎる
・左手の押さえ方が弱い

などの原因が考えられます。

これらは全部、音階や簡単な曲を練習した時に
先生から注意されたことがあるはずです。

曲を演奏する時にも
これらの基礎がしっかりできていないと
当然良い音はしません。





良い音がしない、と思った時は
・身体が曲がっていないか
・楽器が下がっていないか 
・左手は正しい形で押さえられているか
・弓は真っ直ぐ動かせているか
・右手に力が入り過ぎていないか
・逆に重さが足りなくないか  などなど…
自分の姿勢やひき方を確認して
正しく治しましょう。

鏡を使った練習も効果的ですよ!


以前もお話しましたが、
いきなり曲で基礎を応用するのが難しい時は
音階と曲の間に練習曲を練習すると
良いでしょう。




ヴァイオリンの練習は
音階・練習曲・曲を別々に考えるのではなく、
全て繋がっていると考えてください。

全て良い音を出すために必要なことです。

どんなに難しい曲でも
基礎がしっかりできていれば
良い音で演奏することができます。

むしろ、難しい曲こそ
基礎がしっかりできているかが重要です。


良い音を出すために
改めて自分の姿勢やひき方を確認しましょう!

それでは、また🌸