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良い音を出す秘訣

こんにちは。

ヴァイオリンをひくのは難しいですが、
良い音でひくのはもっと難しいですね。

ヴァイオリンで良い音を出すためには、
気持ちやひき方で大切なことがあります。


今回は
ヴァイオリンで良い音を出す秘訣について
お話します。



1、自分の出したい良い音のイメージを持つ

まずは気持ちの面で大切なことをから
お話しましょう。


良い音を出すためには、
自分の思う『良い音』とはどんな音か
イメージを持つことが大切です。

ヴァイオリンを始める前は
『こんな風にひけるようになりたいなぁ』
『こんな音が出したいなぁ』
という、目標や理想があったと思います。

でも、実際に始めてみると、
覚えなければいけないことや
考えなければいけないことが多過ぎて、
ひくことに必死になってしまいますよね?

最初のうちはそれでも良いですが、
ひくことに少しずつ慣れてきたら、
また自分の理想の音をイメージしましょう。

良い音を出すには目標を持つことが大切です!

自分が思う『良い音』を出せるように
練習をしてください。



2、自分の音をよく聴く

左手や右手が難しいと、
とりあえず楽譜通りに身体を動かすことに
必死になってしまうこと、ありませんか? 


左手は指を間違えないように練習して、
右手はスラーや移弦を間違えないように
練習して、
両手がズレないように練習して…。

身体の動きばかりに気を取られていて
自分の出している音をよく聴いていない方が
意外といらっしゃいます。


身体を上手く動かせたら『できた!!』と
満足してしまいやすいのですが、
自分の出している音をよく聴いてみましょう。

音程は正しく出せていますか?
音は掠れていませんか?
力が入り過ぎて
ガリッという音がしていませんか?
得意な所と苦手な所で
音色に差はついていませんか?


良い音を出すためには、
音を出すための練習だけではなく、
音の質を上げる練習をしなくてはいけません。

そのためには、
自分の出した音をよく聴く必要があります。

自分の音を聴いて何か変な音がしていたら、
原因を考えて改善する練習をしてください。


そもそも練習は
良い音を出すためにするものですが、
ひくことに必死になり過ぎると
ついそのことを忘れてしまいます。

自分の出している音をよく聴いて
その音が『良い音』なのかを
しっかり判別しましょう。





次回も良い音を出す秘訣についてです。

それでは、また🌸