こんにちは。
今回も曲をもっと理解するために、
調べておくと役に立つことについてです。
今回も曲をもっと理解するために、
調べておくと役に立つことについてです。
3、作曲された国
『クラシックと言えばヨーロッパ!』と
一括りにしてしまうかもしれませんが、
国によって特色があり、同じヨーロッパでも
イタリア・ドイツ・フランス・ロシア…と
それぞれ音楽に違いがあります。
この違いは言語からきているのではないかと
私は考えています。
それぞれの国の音楽は
その国の言語の雰囲気に似ているのです。
イタリアの音楽は明るく快活、
フランスの音楽は優雅で流麗、
ドイツの音楽は重厚で厳格…という
イメージがあります。
ロシアは言葉も音楽もイタリアやドイツとは
全く違う独特の雰囲気を感じます。
(全部あくまで私の印象です!)
おそらく、私達が日本の音楽と中国の音楽が
全く別物に聞こえるように、
ヨーロッパの方にとってそれぞれの国の音楽は
全く違って聞こえているはずです。
この国による違いを演奏に活かせば、
曲の方向性が決まってきますよね。
まずは作曲された国を意識して
色んな曲を聴いてみましょう。
段々と違いがわかるようになりますよ!
4、自分の好みの演奏
色んな知識を身につけることは
とても大切です。
今までお話したように、
作曲家・時代・国について知ることは
演奏する上で必要な知識です。
でも、同じ知識を持っていても
演奏は人によって違います。
それは人によって好みや解釈が違うからです。
『この演奏が正解です!!』
という演奏はありません。
もし、あるとするなら、
それを決められるのは作曲家本人だけです。
どんな演奏でも
色んな知識に基づいて考えられた演奏なら
間違いではない、と私は思います。
ただ、好き嫌いはあります。
『こう演奏しよう』と決めるのは自分です。
最初は自分の好きな演奏がどんなものか
わからないかもしれませんが、
そんな時は色んな奏者の演奏を聴きましょう。
自分の好みを知るためには
色んな演奏を聴くのが一番です。
自分が演奏する曲を
色んな奏者の演奏で聴き比べてみると、
同じ曲でもそれぞれの個性があるのが
わかると思います。
その中で自分が好きだな、と思った演奏を
目指して練習してみましょう。
以前もお話しましたが、
最初は真似で大丈夫です。
まずは自分が『こうひきたい!』と思う音楽を
演奏をたくさん聴いて見つけてください。
身に付けた知識は演奏を助けてくれます。
ひくことだけが練習ではありません。
『どうひいたら良いのかわからない』
という時は、
曲について色々調べてみましょう!
それでは、また🌸
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