こんにちは。
今回は再び三連符についてです。
今回は再び三連符についてです。
三連符の中でも難しい
《ニ拍三連》と呼ばれる三連符があります。
二拍三連とは、
2つの拍の間に三連符を演奏することです。
今までの三連符は
1つの拍を三等分していましたが、
二拍三連は2つの拍を三等分します。
あー、もう難しそうですね〜😅
楽譜にするとこんなかんじです。
上の段が二拍三連、
下の段が普通の四分音符です。
線で結んだ音は同時に鳴りますが、
あとは一緒に鳴ることはありません。
さて、この二拍三連が出てきた時に、
どうすれば上手くひけるのか…。
これには色々な方法があって、
『これが良かった!』という方法が
人によって違います。
2つの方法をご紹介しますので、
自分に合いそうなものを試してください。
まず1つ目は今までと同じ方法です。
メトロノームに合わせて手を叩きながら、
三文字の言葉を当てはめます。
ただし、手を2回叩く間に三文字の言葉を
当てはめてください。
言葉は『たまご』でも『りんご』でも
何でもOKですが、
最初の一文字以外は手を叩くタイミングと
合わないように気を付けましょう!
おそらく最初は
二文字目が2拍目と合ってしまったり、
三文字目が2拍目と合ってしまうことが
よくあると思います。
手で出している2拍目は
三文字の二文字目・三文字目のどちらとも
一緒に鳴ることはありません。
楽譜の間隔でもそうなっていますが、
二文字目は2拍目より微妙に速く、
三文字目は2拍目より微妙に遅いのです。
何度も練習して、この二文字目と三文字目の
感覚を掴みましょう。
そして、次に来る一文字目は
手の1拍目と必ず同時に鳴らします。
発音している言葉もよく聞いて
『たまご』なら
『たまごー』や『たーまご』や『たまーご』
と、なっていないかを確認しましょう。
二拍三連のよくある失敗はこの2つです。
これは2つ目の音が長くなって
三連符になっていないパターンです。
二文字目は2拍目と同時にならないのですが
速くなり過ぎるとこうなってしまいます。
二文字目は
1拍目と2拍目のちょうど真ん中で
鳴るわけではありません。
二文字目の場所は
1拍目より少し2拍目に近い所です。
そのため、最初は2拍目の直前で
二文字目を発音するようにしてみましょう。
もう一つの失敗はこれです。
このリズムは二拍三連に少し近いのですが、
3つ目の音だけ短く八分音符分しかないので
こちらも三連符にはなっていないのです。
この失敗をしないためには、
最初は三文字を少し早めに発音するように
心がけてください。
2拍目と同時になってはいけませんが、
遅過ぎると短くなってしまうので
2拍目が鳴ったらすぐ
三文字目を発音しましょう!
先程もお話しましたが、手で叩く2拍目と
二文字目と三文字目のタイミングを掴むのが
大切です。
その微妙なズレを覚えるまで
何度も繰り返し練習してください。
感覚派の方はこの練習を繰り返すと
二拍三連ができるようになると思います。
では、理論派の方はどうするか…。
長くなってしまったので、
それは次回説明しますね。
それでは、また🌸
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