今回はヴァイオリンで三連符を引く時に
注意することについてです。
三連符は連続して出てくることが
よくあります。
音階と一緒に練習するアルペジオも
そうでしたね。
三連符が一回だけではなく、
何回も続けて出てきています。
三連符が続く音形をヴァイオリンでひく時に
気を付けたいのが弓の動かし方です。
例えば、この楽譜は
全ての音にボウイング記号を書くと
こうなります。
注目してほしいのは2拍目と4拍目です。
1拍目と3拍目は
ダウンから始まる三連符ですが、
2拍目と4拍目は
三連符がアップから始まっていますね。
ヴァイオリンで三連符を続けてひく時は、
1拍ごとにボウイングが逆になるので
注意してください!
ヴァイオリンを始めてからこれまで、
弓はダウンから動かすことが
圧倒的に多かったと思います。
そのため、ダウンをひくことは
自然と慣れて上達していきますが、
アップを意識してひくことには
あまり慣れていないはずです。
何となくこの楽譜をひくと
2拍目と4拍目の頭の音が小さくなったり、
ちゃんと鳴らなかったり、
左手とのタイミングがズレてしまうことが
あるでしょう。
それではバランス良く聞こえないので、
ダウンから始まる三連符も
アップから始まる三連符も
同じようにひけなくてはいけません。
三連符が続く楽譜を演奏する時は、
特にアップから始まる三連符を
よく注意をしてひくようにしましょう!
三連符も音階と同じように
始めはゆっくりなテンポで
自分の音をよーく聞いて練習してください!
次回も三連符をヴァイオリンでひく時に
注意することについてです。
それでは、また🌸
コメントをお書きください