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音階の練習⑪

こんにちは。

今回も音階の練習についてです。



音階とアルペジオがひけるようになったら
続けて練習してみましょう。


練習する時は
メトロノームを使ってください。

テンポは自然と、得意な所は速く
苦手な所は遅くなりやすいので、
全体のテンポが同じになるように
練習する必要があります。

全体のテンポを統一するためには
メトロノームでの練習が欠かせません。

まずは、ひけるテンポが一番遅い部分に
全体のテンポを合わせましょう。

そして、全体のテンポが統一できたら、
少しずつテンポを上げて練習してください。



また、この楽譜は
前半の音階と後半のアルペジオで、
小節内の音符の数が違うのがわかりますか?


どちらも四分の二拍子ですが、
前半の音階は1小節に八分音符が4つ、
アルペジオは1小節に6つの音符が
入っていますね。

アルペジオは三連符で書かれているので
小節内の音符の数が多いのです。

三連符とは、
通常は二等分や四等分する音符を
三等分にした音符のことです。

音階は1拍を二等分、
アルペジオは1拍を三等分した音符なので、
音符の長さが変わります。

音階とアルペジオで音符の長さを変えないと
音階は二拍子なのに
アルペジオは三拍子になってしまうので、
どちらもちゃんと四分の二拍子になるように
メトロノームに合わせて練習してください!


三連符の方が少し音符が短いので、
アルペジオは少し速く演奏するのですが、
何となくでひいていると
テンポが変わってしまいます。

音階とアルペジオを続けて練習する時は
必ずメトロノームを使って行いましょう!




音階の練習は地味で楽しくなさそうですが、
正確にひくにはかなりの練習が必要です。

手の形、弓の動かし方、音程、テンポなど…
気を付けることが盛り沢山で大変ですが、
どれもとても大切な技術で
できるようになった時は
かなり上達しているはずです。

音階で身に付いた技術は
必ず曲にも活かされるので、
難しい曲もひけるようになります!


音階の練習、頑張りましょう!!

それでは、また🌸