こんにちは。
今回はアルペジオの練習についてです。
今回はアルペジオの練習についてです。
アルペジオとはイタリア語でArppegio、
アルペッジョと言われることもあります。
日本語では『分散和音』と言います。
和音の音を分けて演奏する奏法です。
ヴァイオリンはピアノのように
一度にたくさんの音を和音で演奏するのは
できないので、
曲の中でも分散和音はよく使われています。
音階の練習が進んでくると、
アルペジオは音階とセットになって
出てくる機会が増えます。
右側がアルペジオの部分です。
篠崎の新しいバイオリン教本では
2巻からこの形で音階の練習をします。
順番に一つずつ音が進んでいく音階と違い、
アルペジオは音が飛んでいます。
そのため、初めてアルペジオをひくと、
ほとんどの方が次の音がわからず
混乱するでしょう。
一つの和音を分散して演奏するのが
アルペジオ(分散和音)です。
音が飛んでいて難しいのは事実ですが、
次の音がランダムに決まっているわけでは
ありません。
ひく前に一度音符を声に出して読んでおくと
混乱しにくくなります。
このアルペジオを読んでみましょう。
レ→ファ→ラ→レ→ファ→ラ→
ラ→ファ→レ→ラ→ファ→レ ですね。
レとファとラの3つしか音は出てきません。
ちなみにその後は
レ→ソ→シ→レ→ソ→シ→
シ→ソ→レ→シ→ソ→レ です。
音は少し変わりましたが、
こちらもレとソとシの3つの音しか
出できません。
これに気付くことができれば、
混乱してわけがわからない!!
ということにはならないので、
まずは一度音を声に出して確認しましょう。
それでも、最初は普通の音階より難しいので
次に出す音を考えながら
ゆっくり練習してくださいね。
音程がわからなくなりやすい方は
ピアノで音をひいてみると、
音程がとりやすくなりますよ。
シ→ソ→レ→シ→ソ→レ です。
音は少し変わりましたが、
こちらもレとソとシの3つの音しか
出できません。
これに気付くことができれば、
混乱してわけがわからない!!
ということにはならないので、
まずは一度音を声に出して確認しましょう。
それでも、最初は普通の音階より難しいので
次に出す音を考えながら
ゆっくり練習してくださいね。
音程がわからなくなりやすい方は
ピアノで音をひいてみると、
音程がとりやすくなりますよ。
初めて見ると混乱必死のアルペジオですが、
パターンを掴めば絶対にひけないものでは
ありません。
まずは分散和音の構成音を確認して、
ゆっくり練習していきましょう!
それでは、また🌸
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