· 

音階の練習⑦

こんにちは。

今回は
スラーを付けての音階の練習についてです。



前回、スラーを付けずに音階を練習する時は
使う弓の幅を揃えるというお話をしました。

スラーを付けて音階を練習する時は、
全体の弓の幅は
もちろん気を付けなくてはいけませんが、
スラーの中の一つ一つの音の弓の幅に
差が付かないようにしましょう。


例えば、2つずつ音にスラーをつける場合、
スラー全体は
弓のここからここまでを使うと決めて、
音の変わり目は
必ずその真ん中になるようにしてください。


スラーを付けて練習する時も、
弓に印があった方がわかりやすいですよ!




注意が必要なのが
スラーの前半の弓の幅です。

ひいていて
『後半の音の弓の幅が足りない!』
ということがあると思います。

それは前半の音で弓を使い過ぎているのが
原因です。


特に1つのスラーの中に
4つ以上の音を入れる時は、
後半の弓が足りなくて窮屈になることが
多いと思います。

前半の音で弓の幅を使い過ぎないように、
音を出す前に
1つの音でどこまで弓を使うのかを
よく確認してから弓を動かしましょう!



前回もお話しましたが、
左手が苦手な部分になると
決めておいた弓の幅を使うのが
難しくなります。

左手を動かすことに一生懸命になり過ぎると
弓の幅がおかしくなっていることにも
気付けないので、
音階全体を通して同じ弓の幅が使えるように
右手もかなり意識を使って練習しましょう。


自分の音をよーく聞いて、
全ての音が同じように鳴っているかを
確認しながら練習することが大切です!

弓が足りなくなってくると
音がちゃんと鳴らなかったり、
ギギッと雑音が入ります。

これらの音は右手が原因なので
左手をいくら注意しても直りません。


音がおかしいと思ったら、
右手を注意して練習しましょう!

それでは、また🌸