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音階の練習③

こんにちは。

今回も音階の練習についてです。



左手の指は
まずは1の指(人差し指)から練習を始めて、
次は2の指(中指)、3の指(薬指)、
そして最後に4の指(小指)の順番で
弦を押さえる練習をします。


ヴァイオリンの音階の練習は
開放弦の0から始まり、
次に1の指→2の指→3の指
→4の指(もしくは開放弦の0)
の順番で指を押さえていくニ長調を
一番最初に練習するのが一般的です。


ニ長調の音階



音階で下の音から上の音に上っていく時は、
前の音の指を離さずに
次の指を押さえる練習をしてください。


1の指を押さえてから2の指を押さえる時、
1の指を離さないようにしましょう。

2の指の後に3の指を押さえる時も
1と2の指は離しません。

4の指を押さえる時も1〜3の指は
できるだけ離さないようにしましょう。

なぜ、他の指も離さずに押さえておくのか?

それは手の形と音程を安定させるためです!


指同士の間隔は指を離してしまうと
わからなくなってしまいますが、
前の指を押さえっぱなしにしておけば、
どのくらい指を離せば良いのか
逆にどのくらいくっつければ良いのかを
速く覚えることができます。

左手の感覚と
目で指同士の隙間をよく見ることで
指同士の間隔を覚えましょう!


曲を演奏する時は
全ての指を押さえたままにしておく
必要はありませんが、
音階では音程を安定させるために、
前の指を押さえたまま次の指を押さえる
練習をしてください。



この練習は、指は押さえてはいるけど
気が付いたら指同士が近付いている
ということがよくあるので、
指の間隔が狭くならないように
気を付けながら行いましょう。

指の間隔を覚えてしまえば、
音程は毎回安定して取ることができます。


音階は
とにかくゆっくりから練習しましょう!!

音程と指の間隔をしっかり確認しながら
焦らずに練習してください!

それでは、また🌸