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音階の練習②

こんにちは。

前回に引き続き音階の練習についてです。


前回、音階の練習では左手の形を気を付ける
というお話をしました。

自然な手の形のまま押さえられるように
練習するのですが、一番苦労するのは
4の指(小指)ではないでしょうか?

小指は細くて短く、力も弱いので、
日常生活でもあまり使うことは
ないかもしれませんね。

でも、弦を押さえる指は4本しかないので、
小指が使えないとかなり不便で、
演奏できなくなる曲もかなりあるでしょう。


そのため、音階を練習して
小指を鍛えなくてはいけません!



音階の練習では
行きは開放弦(0)で、帰りは4の指を使う
ということがよくあります。

この帰りの4の指は
最初はほとんどの方が苦戦するところです。


1の指(人差し指)で前の音を押さえたまま
4の指を押さえるのですが、

最初は4の指が届きにくい方が
多いと思います。


1の指を離してしまえば
4の指は簡単に届くのですが、
それでは手の形が悪くなって
他の指の位置まで変わってしまいます。


1の指を押さえたままで
4の指が正しい音程に届くように
何度もゆっくり練習してください!



どうしても4の指が届かない方は、
先に4の指を押さえてから1の指を取る
練習をしてみましょう。


1の指を押さえてから4の指を伸ばすより、
4の指を押さえてから1の指を伸ばした方が
手が拡がるので、
1の指と4の指を両方押さえても
正しい音程が取りやすいです。

この練習で
1の指と4の指の幅を覚えましょう。


そして、この練習を繰り返すと
少しずつ手も拡がるようになります。

手が拡がるようになって

指の幅を覚えたら、
楽譜の音階の通りに1の指を押さえたまま
4の指の音程を取ってみましょう。


正しい音程まで届くようになりますので、
4の指が苦手な方は
是非試してみてくださいね。


小指の練習はとても大切ですが、
無理をすると手を傷めてしまいます。

『今日は小指の練習を頑張ったな〜』
という日は、お風呂でよく温めて
筋を伸ばしたりマッサージをしましょう!


筋トレと同じで、
一日で習得しようとしないで
時間をかけて小指を鍛えてくださいね。

それでは、また🌸