· 

音階の練習

こんにちは。

今回は音階の練習についてです。

音階の練習はあまり面白いものではないので
『やる気が出ない…😓』
という方もいらっしゃるとは思いますが、
音階は基礎を身に付けるためには
欠かせません。

上達するために
音階は必ず練習をしてください。
(できれば毎日!!)


ただ闇雲に音階を練習するより
ポイントを押さえて練習した方が
速く基礎が身につきますので、
今回は音階の練習で気を付けたいことを
いくつかお話したいと思います。



スラーが付いている音階も
最初はスラーなしで練習しましょう。

楽譜通りのスラーを付けるのは
しっかり音程が取れるようになってからで
大丈夫です。


音階の練習でまず気を付けたいのは
左手の形です。


弦を押さえる
人差し指・中指・薬指・小指だけでなく、
親指の位置や形、手首の角度も
気にしながら音程を取りましょう。

親指や手首は鏡を使うと確認しやすいです。


音によっては押さえにくくて
手の形が崩れてしまうかもしれませんが、
そのような場合は
手の形を崩して正しい音程を取るのではなく
正しい手の形まま正しい音程を押さえる
練習をしてください。

大人から始められた方は
特に大変だと思いますが、
この左手の手の練習がとても大切です!


弦を押さえる時、
指は自然な形のまま押さえます。


必要以上に力が入ると
指が潰れて手の形が崩れます。


取りにくい音は手の形を崩して
音程を取ろうとしてしまうので、
押さえにくい所だけを取り出して
自然な形のまま押さえる練習をしましょう。

指同士の間隔は常に開けて、
潰さないように気を付けてください。

 

かなり根気が必要ですが、

練習すればできるようになります!

 

焦らずに部分練習を繰り返しましょう。


指が押さえにくい音は親指が反ったり、
手首が曲がったりもしやすいので、
手全体の形を気を付けて練習してくださいね。


左手の形については
左手の形(親指)
左手の形(手首)
左手の形(人差し指と中指)
左手の形(指の向き)
左手の形(小指)
左手の形(指の離し方)
でも説明していますので、
参考にして頂けると嬉しいです。



左手は音程を正しく取ることも大切ですが、
正しい形で押さえることがとても大切です。

これは曲では練習できないことなので、
音階で丁寧に練習する必要があります。


必ずゆっくりのテンポから練習しましょう!

ゆっくりのテンポできるようになったら、
少しずつテンポを上げて
楽譜に書いてあるスラーを付けてひく、
というように難易度を上げていきます。

まずは左手の形をしっかり安定させる所から
焦らずにゆっくり練習してくださいね!



音階の練習について、次回も続きます。

それでは、また🌸