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新しい曲を練習する時は②

こんにちは。

今回も
新しい曲を練習する時に気を付けたいこと
についてです。




前回と同じ楽譜を見てみましょう。



前回は『まずは調号を確認する』という
お話をしました。

まずは調号を見て、
この曲はどの音に♯や♭が付くのかを
確認してから音を出してください。



『調号の確認が終わったから
 いよいよ実際に音を出して練習だ!』
と、思うかもしれませんが、
その前にまだ確認する所があります。

それはここです。
これは拍子記号と言い、
この曲が何拍子の曲かを示しています。


このアルファベットのCのような記号は
四分の四拍子を表す記号です。

四分の四拍子はこのように

数字で書かれることもあります。


演奏を始める前には
必ずこの拍子記号も確認しましょう!


自分がひいている曲が
何拍子かわかっていないという方、
意外と多いのではないでしょうか?

『楽譜の通りにひけば
 何拍子かわかってなくても良くない?』
と、思うかもしれませんが、
そんなことはありませんよ!!


二拍子、三拍子、四拍子…
拍子が変わると曲の雰囲気も変わります。

世の中には色んな音楽が流れていますが、
知らない曲でも一緒にリズムを取れる曲が
ありますよね?

それは拍子がわかるからです。

何拍子かわかるように演奏しているので、
聴いているこちらも
一緒に拍子を取ることができるのです。

一緒に拍子を取っている時に
急に曲の拍子がわからなくなったら
気持ち悪いですよね。

拍子がわかるように演奏するのって
とても大事なことなんです!



二拍子なら『1・2・1・2…』
三拍子なら『1・2・3・1・2・3…』
四拍子なら『1・2・3・4…』
と、カウントしながら演奏してください。

聴いている人にも拍子が
わかる演奏になります。


カウントしながらひくのが難しくても、
自分の演奏する曲が何拍子なのかは
わかっておくことはとても大切です。

そして、カウントしながら演奏する
練習をしましょう。

拍がはっきりすると、
今までより何倍も曲の雰囲気良くなります!


音を出す前には調号だけでなく、
必ず拍子記号も確認しましょう!

それでは、また🌸