ソロを勉強する時に気を付けること④

こんにちは。

今回も
ソロの勉強をする時に気を付けること
についてです。



4、作曲家や作曲された時代を調べる

演奏会に行ってプログラムを見ると、
その日演奏される曲についての説明が
書いてありますね。

その説明を読んだ後で演奏を聴くと
『あー、なるほど〜』と
曲をより理解できませんか?


音楽は何の知識がなくても
聴いて楽しむことはできますが、
知識があった方がより楽しめます。
 
 

前回もお話しましたが、
ソロの場合は指揮者の役割を
自分で行います。

この曲をどんな風に演奏したいか、
どんな風に聴いてほしいかを
自分で考えて表現しなくてはいけません。

『そういうことは思い付かない…』
という方は特に
自分が演奏する曲について調べましょう!

曲についての知識は
どんな風に演奏するかを考える
助けになります。

作曲家はどんな人物だったのか、
人生のどんな時にこの曲を作曲したのか、
作曲された時はどんな時代だったのか…
などを調べてみてください。

天才と持て囃された人物なのか、
それとも生きている時は才能を認められず
苦しみながらも作曲した人物なのか…
と、いうことを知るだけでも
曲の印象が変わるはずです。

また、長調の明るい曲でも
『若い時に愛する人のために作曲した曲』と
『作曲家の人生の最後の作品』では
印象が違いますよね?

他の人と同じ印象を持つ必要はありません。

自分が調べて感じたことを
素直に演奏に活かしてみましょう。


さらに、音楽は時代によって流行があり、
奏法も変化しています。

自分が演奏する曲が
どんな時代に作曲されたものなのかを
知ることも演奏のヒントになりますよ!


演奏する曲について知る、ということは
良い演奏をするために必要なことです。

でも何より、知識を持って演奏した方が
自分が演奏を楽しむことができます。


ただひくことに必死になるのではなく、
曲の知識を増やして
愛情を持って演奏しましょう。

きっと今までより楽しく、
そして間違いなく
今までより良い演奏ができますよ!

それでは、また🌸