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オーケストラに入ったら気を付けること④

こんにちは。

前回までに引き続き
オーケストラに入ったら気を付けること、
今回は少し上級編になります。



4、他のパートへの指示もしっかり聞く

オーケストラの練習の時、指揮者は
音量、音程、曲の流れ、バランス…などなど
オーケストラ全体や各パートに
細かい指示を出します。

そしてオーケストラの奏者は
指揮者の指示に合わせた演奏をします。


オーケストラの練習では
とにかくたくさんの指示が出されますが、
自分のパートに出された指示は
しっかり聞いているけど、
他のパートへの指示はあまり聞いていない
ということ、ありませんか?


オーケストラでは
自分のパートの指示だけを
聞けば良いわけではありません!

他のパートが指示されている時も
しっかり聞くようにしましょう!!



例えば、
他のパートがメロディのひき方について
指示を出されていたとします。

他のパートの指示なので
自分には関係ないような気がしますよね。

でもその後、同じメロディを
自分のパートが演奏することがあったら
どうでしょう?

その指示は自分のパートのひき方にも
当てはまります。

他のパートへの指示であっても、
その指示は自分にも関係があるのです。


また、他のパートが強弱や速さ・表現などの
演奏の仕方を指示されているなら、
その部分の自分のパートは
今までと同じように演奏しても
良いのでしょうか?

他のパートのひき方が変わるのですから、
自分が今まで通りに演奏したら
合わなくなるかもしれません。

自分のパートには指示が出ていなくても
ひき方を調整しなくてはいけないことも
あるのです。



オーケストラは
全員で一つの音楽を作り上げるので、
他のパートの音が自分には全く関係ない
ということはあり得ません。

他のパートへの指示も
自分には関係していることが多いのです。

それを奏者が素早く察することができれば、
指揮者は同じことを何度も言わなくても
済むので、練習はスムーズに進みます。



指揮者が他のパートに指示を出していると
安心してぼーっとしてしまいやすいのですが
他のパートへの指示も
必ずしっかり聞きましょう!

それでは、また🌸