こんにちは。
今回も
自分でできる楽器のケアについてです。
今回も
自分でできる楽器のケアについてです。
3、弦の張り替え
ヴァイオリンを練習していて
『あれ?なんか音が変!楽器の不具合!?』
と、思った時に
弦を張り替えたら良い音に戻った
ということがよくあります。
実は私もよくあります😅
良い音がしない原因は
弦の劣化である場合があります。
楽器に張られている弦には
かなりの圧力がかかっているので、
どうしても劣化してしまうのです。
劣化した弦をそのまま張っておくと、
突然切れてしまうこともあります。
弦が切れてしまったら
新しい弦に張り替えるしかないのですが、
新しい弦は楽器に馴染むのに
時間がかかります。
大事な本番前や本番中に
弦が切れてしまうと大変なので、
弦は切れてしまう前に
張り替えておいた方が安心ですよ。
『音が悪くなったな〜』と思ったら
思い切って弦を張り替えてください。
楽器をひく頻度にもよりますが、
半年に一度は弦を張り替えましょう!
また、
弦の外側の巻きの部分にほつれが出たり、
弦が錆びてしまったり変色してしまった時も
張り替えが必要です。
ほつれや錆を見付けたら、
張ってから半年経っていなくても
弦を張り替えてくださいね。
弦の張り替え方については
《弦の張り方①》《弦の張り方②》を
ご覧ください。
『自分の楽器の音が
あんまり好きじゃないな〜』
なんて、密かに悩んでいる方も
弦を新しいものに張り替えると
すごく良い音になることがありますよ。
また、今までとは違う弦を張ると
音の印象がガラッと変わることもあります。
弦は各メーカーから色んな種類のものが
販売されています。
たくさんの種類の弦がありますが、
弦は素材で
《ガット弦》《ナイロン弦》《スチール弦》
の3つに分類されます。
この3つはそれぞれの長所があります。
『もっと力強い音が出したい』と思ったら
スチール弦にしてみたり、
『もっと柔らかい響く音が出したい』
という時はガット弦にしてみたり、
『その丁度真ん中くらいの音が良い!』
という場合はナイロン弦にしてみたり…。
また、同じ分類の弦の中でも
メーカーが変われば音も変わります。
色々な弦を試してみると
自分の好みがわかるので、
ずっと同じ弦を張り続けるのではなく、
色々な弦を試してみましょう。
まずは自分がどんな弦を張っているのかを
確認してくださいね。
楽器を買い替えるのは
お金も時間もかかって大変ですが、
弦の張り替えは
比較的手軽に行うことができます。
色んな弦を試して
自分の音を追求してみましょう!
弦の種類や分類については
《弦の種類①》《弦の種類②》を
ご覧くださいね。
次回も楽器のセルフケアについてです。
それでは、また🌸
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