こんにちは。
前回に引き続き、
楽器から変な音がした時についてです。
今回は自分で調整できない原因について
お話します。
3、あご乗せ
あご乗せのネジが緩んでいると
ノイズが発生することがあります。
あご乗せのネジは楽器の側面の
このネジが緩んでしまうと
振動してノイズが出るのです。
あご乗せのネジを絞めるためには、
ネジの穴に針金のような細いものを
差し込んで回します。
この時に注意したいことがあります。
ネジは反対側にも穴が空いているので、
反対側の穴まで針金が出ないように
気を付けてください。
この状態でネジを絞めると
針金が楽器にあたってしまい、
楽器に傷が付いてしまいます。
針金を差し込む時は
反対側の穴から出ていないかを
よく確認しましょう!
他にもあご乗せが原因で
ノイズが出ることがあります。
それは、あご乗せがテールピースと
接触してしまっている場合です。
こちらから見るとわかりやすいのですが、
あご乗せとテールピースの間には
隙間がありますね。
ネジが緩んだ時などに
あご乗せの位置がズレてしまい、
テールピースと接触して
ノイズが発生することがあるのです。
あご乗せとテールピースが接触している時は
あご乗せのネジを一旦緩めて、
位置をズラしてから
ネジをしっかり締め直しましょう。
今回は『自分で調整できない原因について』
と、最初にお話しましたが、
このあご乗せの調整は
プロの奏者は自分で行っています。
でもまだ楽器に慣れていなかったり、
『傷付けそうで怖い!』という方は、
先生や楽器屋さんにお願いしましょう。
これはすぐにできる調整なので、
楽器屋さんに頼んでも
そんなにお金はかからないと思います。
次回も自分で調整できない
ノイズの原因についてです。
次回は
プロの奏者でも楽器屋さんにお願いする
ちょっと厄介な原因です。
それでは、また🌸
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