· 

梅雨対策③

こんにちは。

毎日スッキリしない天気が続きますね。

今回も梅雨対策についてです!



4、楽器ケース用のレインカバーを使う

以前のブログでもご紹介しましたが、
楽器ケース用のレインカバーがあります。

雨の日に楽器を持ち歩く時は、
是非利用してください!


傘をさしても、楽器ケースを
完璧に濡らさずに運ぶのは難しいですよね?

濡れてしまった場合はそのままにしないで、
すぐに拭きましょう!


外側が布製の楽器ケースは
濡れると雨が染みて
ケース内の湿度が上がってしまいます。

では、外側がカーボン素材などのケースなら
大丈夫かと言えば…、
そうとは言い切れません。

蓋の隙間から
水が中に入ってしまうことがあるのです。


ヴァイオリンは水に弱いので
楽器本体が濡れてしまうと大変です。

修理に出さないと
いけなくなることもあります。


そうならないためにも雨の日は
楽器ケースにレインカバーをつけると
安心です!

スッポリと楽器ケースを包んでくれるので、
雨が染みることも
隙間から水が入ることはありません。


自分の楽器ケースに合うサイズなのかを
よく確認してから購入してくださいね。


レインコートやゴミ袋で
代用する方もいらっしゃいますが、
楽器ケース用のものの方が
着脱が楽なのでおすすめです。

楽器を外に持ち歩くことが多い方は
是非レインカバーを使いましょう!



5、毎日楽器のコンディションを確認する

前回前々回と3回に渡って
梅雨対策についてお話していますが、
これが一番大事なことです!!

毎日楽器を出して、
・音程は狂っていないか
・アジャスターは楽器に当たっていないか
・ペグはちゃんと回せるか
・駒は曲がっていないか  …などなど。

どこか不具合がないか確認しましょう。


しばらく楽器ケースを開けずに
放ったらかしにしてしまうのが、
楽器には一番良くありません!

特に梅雨の時期は要注意です!!


少しの不具合なら自分ですぐ調整できますが
放っておくとどんどん状態が悪くなって
いずれ楽器は壊れてしまいます。

大修理になれば当然お金もかかりますし、
楽器の状態が酷ければ
もう演奏することはできません。


梅雨の時期に限らず、
愛情をかけられた楽器はよく鳴りますが、
そうでない楽器は良い音がしません。
 
毎日楽器を見て、
昨日と何か変わった所がないかを
確認してください。

特に梅雨の時期は変化が起きやすいので、
その変化を見落とさないようにしましょう!


今は人間も体調を崩しやすい時期ですが、
それはヴァイオリンにとっても同じです。

自分の身体を大切にするように
楽器も大切に扱ってくださいね。

それでは、また🌸