こんにちは。
前々回のソロの本番の服装、
前回のオーケストラの本番の服装に続いて
今回は室内楽の本番の服装についてです。
3、室内楽の本番の服装
トリオ、カルテット、弦楽合奏などの
室内楽の本番の服装は、
オーケストラの本番より自由です。
オーケストラのように
女性は上下黒、男性はスーツかタキシード
という場合もありますし、
女性がカラードレスのこともあります。
少しカジュアルな演奏会の場合は
女性は上が白のブラウスで
下は黒のスカートかパンツ、
男性はシャツとパンツで上着は着なくてもOK
ということもあります。
オリジナルのTシャツを作って全員で着る
という団体もありますよ!
でも、例えばカルテットの演奏会で
2時間のプログラムを演奏する場合は
女性がカラードレス、
男性がスーツかタキシードというのが
一般的です。
衣装は演奏会の雰囲気に合わせて
選ぶようにしましょう。
室内楽の本番の服装は
オーケストラに比べて自由ですが、
メンバー同士でしっかり揃える
必要があります。
女性がカラードレスの場合、
スカートの丈はやはり長いものが
相応しいです。
一人だけ丈が短い人がいると
変に目立ってしまうので
ちゃんとロングドレスを用意しましょう。
また、カラードレスの場合は
色の組み合わせにも気を使います。
例えばカルテットで
メンバーが4人とも女性だった場合、
3人赤で1人だけ青だと
客席から見てバランスが悪いのです。
全員同じ色にする必要はありませんが、
寒色と暖色のバランスが良くなるように
何色のドレスを着るのか
前もって話し合っておくと良いですね。
カラードレスの場合は
靴の色は黒だけではありません。
黒い靴でも合う色のドレスもありますが、
ゴールドやシルバーの靴を合わせる方も
いらっしゃいます。
もし、ドレスの色を合わせる場合は
靴の色まで合わせると
より舞台の見た目が良くなります。
やはり、これも事前の話し合いが必要です。
男性も複数人いる場合は
スーツにするのかタキシードにするのかを
しっかり話し合っておきましょう。
クラシックの演奏会の場合は
オーケストラの時と同様で、
スーツの色は黒かそれに近い暗めの色、
シャツは白、靴は黒が相応しいです。
ネクタイの色は自由なので、
そこでそれぞれの個性を出しても良いですし
話し合って揃えても良いですね。
カルテットやトリオの本番は
コンサートホールだけではなく、
カフェやレストランや教会などでも
行われることもあります。
カフェやレストランなら
華やかにカラードレス、
教会なら厳かに上は白で下は黒、
というように場所の雰囲気に合わせて
衣装を選ぶことも大切です。
室内楽の本番は
自分達で自由に服装を決められますが、
演奏する曲や会場の雰囲気に合わせること、
そして全員の服装が揃っていることが
とても大切です。
演奏を上手に聴かせるためには
見た目も大事ですよ!
雰囲気に合った衣装で
楽しく気持ちを込めて演奏してくださいね。
それでは、また🌸