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本番の服装②

こんにちは。

今回も本番の時の服装についてです。



2、オーケストラの本番

オーケストラの本番で着る衣装は
各オーケストラで決まっていますが、
多くのオーケストラでは

女性 黒のドレス、
黒のブラウス+黒のスカート(又は黒のパンツ)

男性 タキシード、燕尾服、スーツ

を着用します。




一般的に女性の衣装のドレスやスカートは
足首が隠れるくらいのロングのものです。

オーケストラによっては
ストッキングも肌色ではなく、
黒と決まっている場合もあるので
確認しておくと良いでしょう。

ブラウスは
長袖・半袖のどちらでも良いことが多く、
冬でもノースリーブを
着用される方もいらっしゃいます。

素材は綿や麻ではなく、
シルクやサテンのような光沢のあるものや
レースのものを選びましょう。

靴も黒いものを履きます。
もちろんスニーカーやサンダルはNGです!




男性の衣装は
演奏会の内容や時間によって変わります。

少しカジュアルな演奏会の場合は
スーツにネクタイを着用します。
(子供向けの演奏会やゲーム音楽の演奏会等)

スーツといっても何でも良いわけではなく、
黒やそれに近い暗めの色が一般的です。

シャツは白、靴は黒、
ネクタイの色は自由ということが多いです。


クラシックのコンサートの場合は
昼はタキシード、夜は燕尾服を着用します。

シャツは白、靴は光沢のある黒い靴です。 


男性の衣装は小物が多くて大変です。

タキシードの時は
黒の蝶ネクタイに黒のカマーバンド、
燕尾服の時は
白の蝶ネクタイに白のベストかカマーバンド
と、ちょっとややこしい決まりがあります。

持っていく小物を間違えないように
気を付けましょう!


男性は衣装がかさばるので荷物も多く、
夏でも上着を着て演奏するので、
衣装に関しては女性より男性の方が
大変な印象があります。

タキシードや燕尾服は一式揃えると
なかなかのお値段になりますが、
体型が変化すると新しい衣装を
作らないといけなくなるそうです。
(そのため、最初からちょっと余裕を持った
 サイズ感で作っておくと良いそうですよ!)


オーケストラの衣装は、
女性は色と長さと素材を気を付ければ
比較的自由です。

男性は決まったものがあるので大変ですが、
オーケストラで演奏する場合は
衣装は絶対に必要です。

最初にしっかり揃えておけば
長く使うことができますので、
ちゃんと作っておくことをおすすめします!


次回は室内楽の本番の服装についてです。

それでは、また🌸