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合奏でズレない・落ちないために②

こんにちは。

前回お話しましたが、

合奏でズレたり落ちたりしないためには
演奏中にカウントすることが一番大切です。

カウントをしていれば
気が付いたら周りと全く違う所をひいていた
ということはほとんどないでしょう。

でも、カウントをしていても
どうしてもズレてしまうことはあります。


今回は、カウントしていても
ズレたり落ちたりしてしまう場所で
ズレないために必要なことについてです。


2、他のパートの音を確認する

しっかりカウントをしていても
どうしてもズレやすい場所というのは、
アンサンブルが複雑な所です。

そういう場所は
いくら自分のパートだけを練習しても
合うようにはなりません。

練習でズレてしまった場所は
後でスコアをチェックして
自分以外のパートも確認しましょう。

・一緒に演奏している楽器は何か 
・他の楽器はどんな音型を演奏しているのか
・どの音に合わせてひけば良いのか

などを、知っておけばズレなくなりますし、
もしズレても対処できます。


ズレやすい場所は
自分以外のパートを勉強しておきましょう!



3、楽譜に印を付ける

練習でズレたり落ちてしまった場所を
全部覚えていられたら良いのですが、
交響曲など長い曲の場合は難しいですよね。

毎回同じことを繰り返さないためにも、
ズレやすい場所や落ちやすい場所は
楽譜に印をつけましょう。



すぐに目に付くように
アンサンブルをする楽器の名前や
その楽器の音型などを書き込みます。

オーケストラの場合は
一冊の楽譜を2人で見るので、
印はわかりやすくてシンプルに
書き込みましょう!


長い休符の後は
数え間違えたり、出るのが怖くなったりして
落ちてしまうことがあります。

その時は休符の小節にガイドを書き込むと
落ちにくくなります。

例えば10小節お休みの時、
6小節目でファゴットがソロを演奏するなら
『Fg』と6小節目に書いておくと
安心して出ることができますよ。



練習でズレたり落ちたりしてしまうと
落ち込んでしまうかもしれませんが、
練習での失敗は
より曲を詳しく知るための糧になります。

本番で同じ失敗をしないように
必ず何かしらの対処をしましょう。

そして、本番では
楽しく堂々と演奏してくださいね!

それでは、また🌸