今まで5回に渡って室内楽で
合わせたいポイントをお話してきましたが、
今回は番外編です。
6、譜面台の高さ
トリオやカルテットの本番の時は
全員の譜面台の高さを合わせましょう。
オーケストラでは譜面台の高さは自由ですが
トリオやカルテットの演奏会では
通常、譜面台の高さを全員で合わせます。
トリオやカルテットの演奏会や演奏動画で
確認してみてくださいね。
これは見た目の問題で、
譜面台の高さが揃っていた方が
舞台上がキレイに見えるので揃えています。
舞台上がキレイな方が
演奏も上手に聴こえます。
身長によって丁度いい高さは違うので、
全員が問題なく楽譜が見れる高さに
揃えてくださいね。
それだけのことなんですが、
いきなり本番で
いつもと違う高さの譜面台を使うのは
楽譜が見にくくなる可能性があるので、
練習でも慣れておいた方が良いでしょう。
本番では
自分でも気付かないうちに緊張していて、
いつもなら絶対に間違えない所で
間違えたりしてしまうことがあります。
いつもと楽譜の見え方が違うと
それだけで焦ってしまうこともあるので、
できるだけ普段から慣れておくと安心です。
譜面台は高さだけでなく、
楽譜を載せる部分の傾きも
合わせることもあります。
私は高さはすぐ対応できますが、
傾きが変わると少し違和感を感じるので
練習の時から慣らすようにしています。
せっかく人前で演奏するなら、
上手に見えた方が良いですよね。
譜面台の高さを揃えても
いつも通りの演奏が披露できるように、
練習の時から慣れておきましょう!
それでは、また🌸