こんにちは。
今回の室内楽で合わせたいポイントは
ヴィブラートです。
今回の室内楽で合わせたいポイントは
ヴィブラートです。
4、ヴィブラートの速さと幅
ヴィブラートとは音を上下に揺らして
演奏することを指します。
弦楽器のヴィブラートは
左手の指を動かして音を揺らします。
音程がしっかり取れるまでは難しいので、
ヴァイオリンに慣れてきたら挑戦してほしい
奏法です。
室内楽やオーケストラに入っている方は、
ヴィブラートをかけている方が多いですね。
ヴィブラートは
細かいヴィブラートや速いヴィブラート、
ゆっくりなヴィブラートなど様々あり、
曲の雰囲気によってかけ方を変えます。
また、ヴィブラートがかけやすい指や
苦手な指があったり、
自分のかけやすい速さがあったりと、
好みや技術にもかなり個人差が出ます。
室内楽を演奏している時には
このヴィブラートの速さや幅を合わせた方が
音がキレイになるのです。
同じ曲の同じ場所を演奏しているのに、
ゆっくりと幅の広いヴィブラートを
かけている人と、
細かくて速いヴィブラートを
かけている人がいたら、
違和感がありませんか?
音が鳴っている時に
音が様々な揺れ方をしていると
違和感を感じさせてしまうのです。
特に気を付けたいのは
一緒に長い音を伸ばしている時です。
いつもは自分のかけやすい速さや幅で
ヴィブラートをかけていると思いますが、
特に長い音の時は
他の奏者とヴィブラートを揃えてください。
気を付けるのは
ヴィブラートの《速さ》と《幅》です。
自分のヴィブラートだけ
速かったり遅かったりしていないか、
他のメンバーと
ヴィブラートの幅は合っているか、などなど
よく聴いて合わせましょう。
室内楽の説明で何度もお話していますが、
とにかく他の奏者の音をよく聴くことが
大切ですよ!
ヴィブラートを合わせると
音楽が整いますし、
かけられるヴィブラートの種類も増えるので
自分の技術もレベルアップします。
是非、他の奏者の音をよく聴いて
ヴィブラートを合わせましょう!
それでは、また🌸