こんにちは。
今回もオーケストラについてです。
今回もオーケストラについてです。
オーケストラは約40人〜100人以上の
大編成の合奏です。
この大人数では、弦楽合奏の時にお話した
『呼吸を合わせる』ことだけでは
演奏を合わせるのはかなり難しいです。
そのため、オーケストラの演奏には
必ず指揮者がいます。
オーケストラは
舞台上にたくさんの演奏者が座りますが、
演奏者全員から指揮者が見えるように
全ての椅子が配置されています。
演奏者全員が指揮者の動きに合わせるので、
指揮者は責任重大です!
指揮者は曲の速さだけではなく、
曲の雰囲気も指揮で演奏者に伝えています。
そのため、指揮者が変わると同じ曲でも
雰囲気がかなり変わります。
これはどちらも有名な
ベートーヴェン作曲 交響曲第5番ですが、
かなり雰囲気の違う演奏になっていますので
是非聴き比べてみてください。
指揮者 ダニエル・バレンボイム
ベートーヴェン作曲 交響曲第5番
(参考動画)
指揮者 サイモン・ラトル
ベートーヴェン作曲 交響曲第5番
(参考動画)
速さも雰囲気も指揮者によって違うので、
演奏したことのある曲も気が抜けません😅
指揮者に合わせて演奏する、と言っても、
弦楽器は1つのパートの人数が多いので、
指揮者を見ていてもズレてしまうことが
あるのです。
それでもプロのオーケストラは
全員で演奏を合わせていますよね。
それは、
各パートのリーダーに
合わせて演奏しているからです。
弦楽器は
・1stヴァイオリン
・2ndヴァイオリン
・ヴィオラ
・チェロ
・コントラバス ですが、
各パートにはリーダーがいて、
このリーダーをオーケストラでは、
トップ又は首席と呼びます。
各パートの一番前の席の客席側に
座っているのがトップです。
オーケストラの演奏者は
テンポや雰囲気は指揮者を見て合わせて、
細かいポイントについては
自分のパートのトップを見て合わせます。
そのため、
プロのオーケストラは人数が多くても
全員でピッタリ演奏を合わせられるのです。
『難しそう。無理かも…😓』
と、思ってしまったかもしれませんが、
最初は難しくても
何度もオーケストラで演奏しているうちに
少しずつできるようになります。
コツは自分の楽譜を見過ぎないこと!
自分のパートをしっかり練習すると
楽譜から少し目が離せるようになります。
そうすれば
指揮者やトップを見る余裕が出てくるので
まずは自分のパートを
しっかり練習しましょう!!
次回はオーケストラの弦楽器について
もう少し詳しくお話します。
それでは、また🌸
もう少し詳しくお話します。
それでは、また🌸