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合奏

こんにちは。

今回は合奏についてです。

1人での演奏と何人かでの演奏は
全く感覚が違います。

私は1人での演奏より 
オーケストラやカルテットでの演奏の方が
好きです。

自分の役割を考えて
周りと合わせて演奏するのは
とても楽しいですよ!


『ヴァイオリンがひけるようになったら、
 合奏がしたいなぁ』
と考えている方の
参考になれば嬉しいです。



ヴァイオリンの合奏と言えば

・ピアノとの二重奏
・弦楽合奏(カルテット・トリオなど)
・オーケストラ

この3つを
目にする機会が多いのではないでしょうか?


今回はピアノとの二重奏について
お話します。


発表会などで
ピアノの先生に伴奏してもらった経験が
ある方は多いと思います。

『ピアノが入ると楽しいけど、
 なんだかいつも通りにひけない!』
という経験はありませんか?

一人でひく時とピアノと一緒の時では
ちょっと感覚が違いますよね。

自分が好きに演奏しているだけでは
残念ながら良い合奏にはなりません。


上手に合奏するためには
相手が何をひくのかを知っていることが
とても大切です。


合奏をする時は
自分のパートだけではなく、
曲の全体を知っておきましょう。



曲の全体を知るために
私が実践していることが2つあります。


まず1つ目は
曲を客観的に聴くことです。

まずは、自分の演奏する曲を
CDなどで聴いてみましょう。

自分のパートの音以外はどんな音がするのか
知るためにはとても有効な方法です。

演奏者によって演奏の仕方も変わるので、
自分の演奏の勉強にもなりますよ。

今はYouTubeでも色んな演奏が聴けますので
自分の好きな演奏を探してみてくださいね。



2つ目は
ピアノの楽譜にも目を通すことです。
 

ピアノが何をひいているのかを知るだけで、
とても演奏しやすくなるのです。

できれば楽譜の全部に
目を通しておきたいところですが、
難しい時は
前奏や自分の休符が長い部分、
そして自分のパートが難しい部分だけでも
ピアノの楽譜を確認しておきましょう。


詳しくはこちらの
《ピアノと合わせるためには》
を参考にしてください。



『ソリストと伴奏者という関係ではなく、
 ピアノとの二重奏がしたい!』

という方は《ソナタ》がおすすめです。

協奏曲(コンチェルト)
ソリストとオーケストラのための曲ですが、
オーケストラのパートを
ピアノで演奏することがあります。

そもそも協奏曲は
ソリストとオーケストラの伴奏の曲なので、
ヴァイオリンとピアノは
ソリストと伴奏者という関係になります。


しかし、ソナタは
ヴァイオリンとピアノがどちらも主役です。

ピアノがメロディでヴァイオリンが伴奏
という部分も多いので、
より『2人で合奏している』という
感じになるのです!


ソナタについて詳しくは
《ソナタ》

コンチェルトについては
《コンチェルト》
をご覧ください。



ピアノとの合奏は2人でできるので
始めやすい合奏の1つです。

合奏は相手のパートを知って演奏すると
より一層楽しくなります。

是非、自分のパートだけでなく
ピアノのパートも知って、
楽しく合奏しましょう!


次回は弦楽合奏についてです。

それでは、また🌸