ヴァイオリンをひく(左手①)

こんにちは。

今回のテーマは《左手》
楽器の持ち方や指の押さえ方についてです。



ヴァイオリンは楽器をあごと肩で挟み、
さらに左手で支えて持ちます。

左手は楽器を持ってはいますが、
指を素早く動かさないといけないので、
ギュッと握ることはありません。

そのため、楽器はあごと肩でしっかり挟み、
左手は『持つ』というよりは
補助的に『支える』という感じです。


楽器を支える位置はこの辺りです。


親指と人差し指の付け根で楽器を持つと
どうしても握りやすくなってしまいます。

少し隙間を開けるようにして
楽器を支えましょう。

詳しい説明はこちらの
《楽器を持つ左手の場所》をご覧ください。




左手の親指は反らずに
自然な形で楽器に添えましょう。


手首は真っ直ぐにします。

力が入ると手首は曲がりやすくなりますが、
手首が曲がってしまうと
指が押さえづらくなるので、
力が入らないように気を付けましょう。



親指については
《左手の形(親指)》

手首については
《左手の形(手首)》
詳しく説明してきます。

是非参考にしてください。





ヴァイオリンの指番号は
・人差し指が1の指
・中指が2の指
・薬指が3の指
・小指が4の指 です。

ヴァイオリンは親指では弦を抑えないので、
ピアノとは指番号が一つズレています。

特にピアノをひいたことのある方は
間違えやすいので気を付けましょう!



指を押さえる時は、手首や親指と同様に
力は入れ過ぎないことが重要です。

余計な力が入ると音程が安定しません。


余計な力は入れずに、
指は同じ向きになるように押さえましょう。

《左手の形(人差し指と中指)》

《左手の形(指の向き)》

をご覧ください。

 

 

弦を押さえるのに特に難しいのが小指です。

 

慣れるまでは無理をすると

手が痛くなるかもしれないので、

焦らずゆっくり練習してくださいね。

《左手の形(小指)》

《小指の音程》

 

 

 

 

 


ヴァイオリンをひく時の左手は
普段の生活ではしない形や動きになります。

無理をすると手を痛めたり、
変な癖がついてしまう可能性があります。

鏡で自分の左手の形をよく確認しながら
焦らず丁寧に練習してくださいね!

それでは、また🌸