こんにちは。
今回は『音楽を逆算して作っていく』
ということについてお話します。
今回は『音楽を逆算して作っていく』
ということについてお話します。
これはヴァイオリンに限った話では
ありません。
歌を歌う時、
一番大きな声を出したい場所の前では
息をいっぱい吸いますよね?
大きな声を出す場所がわかっているから
直前で息を吸う、
ということを人は自然に行っています。
これを意識的に行うことを
私は『音楽の逆算』と呼んでいます。
ヴァイオリンの場合は
弓の幅について考えるとわかりやすいです。
例えばこの楽譜の場合、
2段目にタイで繋がっている
長い音がありますね。
音符の上にアップの記号が付いているので
アップで5拍伸ばすことになります。
『ここに長い音がある』
ということを知らずにひいてしまうと、
弓が足りなくなってしまいます。
そのため、
『ここでアップで長い音をひくためには
その前にどう弓を使うべきか?』
という逆算が必要になるわけです。
この曲の場合は
1小節前に3拍ダウンでひくので、
ここで弓を先まで使えば
次の5拍のアップに備えることができます。
このように
『上手くできない』と思った場所や
『ここはこんな風にひきたい』という場所は
その前から逆算して
準備しておくことが大切です!
『いつも思ったようにひけない』
と思う場所は
その音の前に原因がある場合があります。
前から続けてひくと上手くひかない時は
その場所だけを練習するのではなく、
少し前から音楽を逆算してみて下さい。
意外とあっさりひけるようになりますよ!
そして、弓の幅だけでなく、
音量や音色でも逆算ができるようになると
音楽性が豊かになります。
是非、音楽を逆算してみてくださいね。
それでは、また🌸
ここで弓を先まで使えば
次の5拍のアップに備えることができます。
このように
『上手くできない』と思った場所や
『ここはこんな風にひきたい』という場所は
その前から逆算して
準備しておくことが大切です!
『いつも思ったようにひけない』
と思う場所は
その音の前に原因がある場合があります。
前から続けてひくと上手くひかない時は
その場所だけを練習するのではなく、
少し前から音楽を逆算してみて下さい。
意外とあっさりひけるようになりますよ!
そして、弓の幅だけでなく、
音量や音色でも逆算ができるようになると
音楽性が豊かになります。
是非、音楽を逆算してみてくださいね。
それでは、また🌸