こんにちは。
前回まで
『大人の練習で大切なこと』について
お話してきました。
今回は少しだけ上級編、
『上手に聴こえる演奏をするコツ』について
お話します。
前回まで
『大人の練習で大切なこと』について
お話してきました。
今回は少しだけ上級編、
『上手に聴こえる演奏をするコツ』について
お話します。
上手に聴こえる演奏をするコツは、
『フレーズを意識すること』です。
音楽のフレーズというのは
メロディの一区切りのことです。
メロディの一区切り、というと難しいですが
歌を歌う時の息継ぎをする場所というと
わかりやすいかもしれません。
合唱やカラオケで歌を歌う時、
自然と息を吸う場所は決まっていますよね?
それは
そこで息を吸えば自然に次に繋がる
ということが、
なんとなくわかっているからです。
話していても
息継ぎの場所は自然と決まっています。
『こんにちは。今日は寒いですね。』
と、話す時、
途中で息を吸うなら
『こんにちは』の後に吸うはずです。
それ以外の場所で息を吸ったら
とても不自然に聞こえてしまいます。
また、
『こんにちはきょうはさむいですね』
と、句読点もなく、
言葉の意味も考えずにただ発音すると、
何を言っているのかわかりにくくなります。
私達は言葉に合わせて抑揚を付け、
句読点に合わせて自然に呼吸をしながら、
いつも会話しているのです。
ヴァイオリンの演奏でも
これと同じことをするのが、
フレーズを意識するということです。
これができると、
とても自然で上手に聴こえます。
それはどんな短い簡単な曲でも同じです。
例えば
これは『むすんでひらいて』の楽譜ですが、
この曲をフレーズで分けるなら
この曲をフレーズで分けるなら
ここで分かれます。
歌ってみるとわかりやすいですが、
これ以外の場所で分けてしまうと
不自然になってしまいますよね。
最初の2小節と最後の2小節の
2つのフレーズを分けて演奏するのですが、
大切なのは『分ける』ことよりも
フレーズの中の音楽を『繋ぐ』ことです。
フレーズの中で音楽が切れると
フレーズが切れて聴こえてしまうので、
フレーズを『ここまで』と決めたら、
その間は音楽が切れないように
演奏しましょう!
歌ってみるとわかりやすいですが、
これ以外の場所で分けてしまうと
不自然になってしまいますよね。
最初の2小節と最後の2小節の
2つのフレーズを分けて演奏するのですが、
大切なのは『分ける』ことよりも
フレーズの中の音楽を『繋ぐ』ことです。
フレーズの中で音楽が切れると
フレーズが切れて聴こえてしまうので、
フレーズを『ここまで』と決めたら、
その間は音楽が切れないように
演奏しましょう!
楽譜にはフレーズは書いていないので、
最初はフレーズを見付けるのは
難しいと思います。
そんな時は曲を歌ってみましょう。
歌った時に自然と呼吸をしたくなる場所を
見つけて下さい。
そこがフレーズの切れ目です。
大きな声でなくても良いので、
口に出して歌うことが大切です!
フレーズの切れ目を見付けたら、
その切れ目の前までは
音楽が切れないように演奏しましょう。
そうすれば、
とても自然で上手な演奏に聴こえますよ!
フレーズの切れ目は
色んな曲で探していると
自然とわかるようになっていきます。
是非、練習している曲のフレーズを見付けて
意識しながら演奏してみましょう!
それでは、また🌸