こんにちは。
大人の練習の第５回です。
前回までに、大人の練習では
①とにかく焦らない
②最初は右手と左手を別々に練習する
③自分の音をよく聴く
ことが大切というお話をしました。
今回は大人の練習で大切なことを
もう一つお話します。
それは良い演奏を聴くことです。
良い演奏をたくさん聴くと
耳が良い音を記憶しますし、
『こんな風に演奏したい！』
という目標にもなります。
目標があるとモチベーションが上がるので
練習も頑張れますよね。
特に自分が練習している曲を聴くことは
曲のイメージを持つことができるので
とても良い勉強になりますよ。
イメージを持つことはとても大切です！
曲のイメージを持って練習する方と
イメージを持たずに練習する方では、
曲の仕上がりにも、上達の速さにも、
大きな差がつきます。
聴いている人に
『良い演奏だな』
と、感じてもらうためには技術だけではなく
『こうひきたい！』という
演奏者の気持ちが必要です。
それには、
曲のイメージをしっかり持って
演奏することが大切なのです。
前回もお話しましたが、
一生懸命にひいていると
ひくことに必死になり過ぎて、
自分の音が聴けなくなることがあります。
そうなると
『ただひいているだけ』という
つまらない音楽になりやすいです。
そうならないように
自分の演奏する曲のイメージを
しっかり持ちましょう。
自分が練習している曲を
色々な演奏者の演奏で聴いてみましょう。
聴き比べてみると、
同じ曲でも演奏者によって
全く違う印象を受けるかもしれません。
その中で
『この演奏が好き！』
というものを見つけられたら、
その演奏を目標に練習してみましょう！
きっと演奏するのが楽しくなりますよ。
それでは、また🌸