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アルコール消毒について

こんにちは。

コロナ禍になってもう2年。

どこに行っても手洗いと手の消毒をするのが
当たり前になりましたね。

私の教室でも生徒さんには
レッスンの前に手洗いと手の消毒を
お願いしています。


この習慣は
コロナが収束しても残りそうですね。


もうすっかり当たり前になった
アルコール消毒ですが、
気を付けてほしいことがあります。

それは

『ヴァイオリンは絶対に
 アルコール消毒をしてはいけない』

ということです。


ヴァイオリンの表面に塗ってあるニスは
アルコールで溶ける可能性があります。

ヴァイオリンと弓のお手入れをする時は
必ず乾いた柔らかい布で行ってください。


アルコールがヴァイオリンに付着すると
表面のニスが溶けて変色したり
木が変形することもあるので、
もし、手の消毒の時に
スプレーのアルコールを使う時は
スプレーの飛沫が届かないように
ヴァイオリンから離れて使用してください。


また、手にアルコールが残った状態で
ヴァイオリンを持つのもやめましょう。

アルコール消毒をした後、
手が乾き切る前に触ってしまうと
ヴァイオリンを痛めてしまいます。

アルコール消毒をしたら
必ず手が乾いたのを確認してから
ヴァイオリンに触りましょう!


ヴァイオリンのニスは
手で触るだけで剥がれやすくなるので、
そもそも本体の部分をベタベタ触るのは 
良くありません。

普段からヴァイオリンを持つ時は
ネックの部分を持つようにして、
ニスが塗ってある本体の部分は
あまり触らないように気を付けましょう!

それでは、また🌸