こんにちは。
今回は序曲についてです。
序曲は5〜10分程度の長さで、
オーケストラの演奏会の一番最初に
演奏されることの多い楽曲です。
『〜序曲』という言葉を見たことがある方も
多いのではないでしょうか。
それでは序曲について見ていきましょう。
今回は序曲についてです。
序曲は5〜10分程度の長さで、
オーケストラの演奏会の一番最初に
演奏されることの多い楽曲です。
『〜序曲』という言葉を見たことがある方も
多いのではないでしょうか。
それでは序曲について見ていきましょう。
《序曲》(overture)
序曲はオーバーチュアと呼ばれます。
日本では英語の発音が一般的ですが、
元はフランス語の
ouverture(ウヴェルテュール)に由来する
言葉です。
ouvertureは『開始・開設・創立』などの
意味を持ちます。
序曲は元々オペラなどの
劇音楽の最初に演奏される曲でした。
聴衆の興味をひくために、
本編のあらすじを予告するような内容の曲に
作曲されています。
序曲には
モーツァルトの『フィガロの結婚』『魔笛』
シュトラウスの『こうもり』など
有名な曲がたくさんあります。
序曲は徐々にオーケストラの曲として
独立して演奏される機会が増えていきます。
スッペ作曲のオペレッタ『軽騎兵』の序曲は
現在でもとても人気のある序曲ですが、
序曲だけが演奏されるようになり
肝心の本編の方は
ストーリーも忘れられてしまいました。
オーケストラの曲として
独立して演奏されるようになった序曲は
その後、交響曲へと発展していきます。
19世紀には『演奏会用序曲』という
ジャンルが誕生します。
演奏会用序曲は劇音楽の序曲と同様に
物語の内容を描写していますが、
その後に続く本編がありません。
ベートーヴェンの
『エグモント序曲』『コリオラン序曲』
ブラームスの『大学祝典序曲』
などが演奏会用序曲にあたります。
序曲には物語があり、演奏時間も短いので
クラシック音楽の中でも
とても聴きやすいジャンルです。
是非、色々な序曲を聴いてみてくださいね。
それでは、また🌸
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