こんにちは。
今回はガヴォット(ガボット)についてです。
今回はガヴォット(ガボット)についてです。
ガヴォットも
『新しいヴァイオリンの教本』の
2巻の後半から出てきます。
ヴァイオリンで良く演奏される舞曲ですね。
では、成り立ちと性格を見ていきましょう。
3、ガヴォット(Gavotte)
ガヴォットは
14世紀にフランスで発祥した舞曲で、
ガヴォットという名前は
踊られていたガヴォ(Gavot)という地域に
由来しています。
ルイ14世の時代の17世紀には
宮廷でも人気の舞曲となり、
その後はオペラやバレエでも演奏される
曲となりました。
ガヴォットの特徴は
曲が小節の真ん中かアウフタクトで
始まることです。
『新しいヴァイオリンの教本』2巻の58
ガヴォット冒頭
同じく
『新しいヴァイオリンの教本』2巻の60
ガヴォット冒頭
どちらも小節の真ん中から
曲が始まっていますね。
アウフタクトとは
曲が一拍目以外から始まることを言います。
ガヴォットはこのどちらかから始まります。
演奏する時は
この出だしの部分をどのように演奏するかを
考えることが大切です。
この部分を一拍目のように演奏すると
ガヴォットらしさがなくなってしまいます。
一拍目の音をしっかり意識して
出だしは一拍目を誘い出すような音で
演奏しましょう!
ガヴォットで有名な曲は
バッハの無伴奏パルティータ3番の
ガヴォットです。
華やかで優雅なヴァイオリンで演奏される
代表的なガヴォットです。
また、ゴセックのガヴォットも有名です。
名前ではピンと来なくても聴けばわかる
とても有名な可愛らしい曲ですよ。
どちらも気になる方は
是非聴いてみてくださいね!
舞曲と言えば3拍子!と思いがちですが、
ガヴォットは4拍子の舞曲です。
4拍子でも舞曲であることを忘れずに
優雅に軽やかに演奏しましょう!
それでは、また🌸