· 

スタッカート

こんにちは。

今回はスタッカートについてです。 


staccatoはイタリア語で
『切り離された・はがれた』という意味で、
スタッカートの音は
音を短く切って演奏されます。


スタッカートは
楽譜ではこのように表されます。

音符の下にある点がスタッカートです。


スタッカートがついていない時は

このように音と音の間を繋げて
演奏します。
この奏法はレガート(legato)と言います。


スタッカートがついている時は

このように音と音の繋がずに
隙間を開けて演奏します。


スタッカートを練習は
まずは弓の真ん中で始めましょう。

一番気を付けたいことは
弓の動きをしっかり止めることです。

弓が動き続けると音が鳴ってしまうので
音と音の間を離すことができません。


移弦②でもお話していますが、
ひいている時に弓を止めるというのは
実は難しい技術です。


『自分では弓を止めているつもりなのに
 音が切れない!』
という時は弓が完全には止まっていません。

音が鳴っていない時間がちゃんとあるか
自分の音をよく聴いて
スタッカートを練習しましょう!


弓を止める時は
弦から弓を離さないように気を付けて
ダウン→止める→アップ→止める→ダウン…
を繰り返します。

何度もひいているうちに
だんだん音が長くなりやすいので、
一つ一つの音を短くはっきりひけるように
注意しながら練習してください。


スタッカートは一見簡単そうですが、
実際にやってみると意外に難しい奏法です。


『音がなんとなく切れてる』ではなく、
一つ一つの音をしっかり切れる』ように
ゆっくり何度も練習してくださいね。

それでは、また🌸