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離さない指

こんにちは。

ヴァイオリンの弦を押さえるのは
左手の親指以外の4本の指です。

4本の指で一曲の全ての音を押さえるので、
押さえた音を離して次の音を押さえる
ということを繰り返します。

これが速くできるようになると
速い曲もひけるようになります。


ただ、音が変わっても指を離さない方が
良い時もあります。

今回は
指を離さない方が良い時についてです。



例えば、この楽譜の指番号は
D線の『0・1・2・1・2・3・2・1』
になります。


この楽譜で離さない方が良い指は
この2つです。


まず最初のミ(1の指)は
次のファをひいた後にすぐ戻ってきますね。

このようにすぐに同じ音に戻ってくる場合は
その指は離さないようにしましょう。

毎回離していると
音程が変わってしまうこともありますし、
見た目もバタバタします。


2小節目の最初のファ(2の指)も同様です。

次のソの後にすぐに戻ってくるので、
押さえたままにしておきましょう。


因みに、最初のミ(1の指)ですが、
2小節目の最後の音もミなので
そこまで押さえたままにしておくと
音程も狂いにくくなります。

また、手の形も安定しますし、
見た目もスッキリします。

一つ一つ指を離してしまうと
音程が安定しませんし
なんだか大変そうに見えてしまいます。

指は離した方が良いのか
押さえたままにした方が良いのかを
よく考えて動かすようにしましょう!

それでは、また🌸