楽器を持つ左手の場所

こんにちは。

前回、弦を押さえる時は
根本の関節を動かして弦を押さえる
というお話をしました。

根本の関節から弦を押さえられていますか？

『どうしても根本の関節から
　指を動かせない！』
という方はネックを握ってしまっている
可能性があります。

今回は左手の楽器の当たる位置を
確認してみましょう。

左手の楽器を持つ位置は

親指の第一関節辺りと
人差し指の付け根辺りで挟んで持ちます。


実際に持つとこの辺りにきます。

この位置で持てば
楽器が手に完全に乗ることはないので、
手と楽器の間には隙間ができます。

ネックを握ると
楽器が親指と人差し指の間に乗ってしまい
隙間はできません。

この状態では指の付け根の関節が
動かしにくくなるので、
ネックの下の部分が手にくっつかないように
気を付けてください。

楽器は
あごと肩で挟んで、左手で支えて持ちます。

あごでちゃんと楽器を挟めていないと
楽器は下がってしまうので、
左手で楽器を支えようとして
ネックを握ってしまうことがあります。

どうしてもネックを握ってしまう方は
楽器が下がっていないか確認してください。

左手だけで楽器を支えずに
あごと肩でもしっかり楽器を挟みましょう。

ネックを握ってしまうと
指を根本の関節から動かせないだけでなく、
ヴィブラートやポジションチェンジなどの
技術も上手くできなくなります。

自分の左手のどの辺りで楽器を支えているか
是非よく確認してみてください。

それでは、また🌸