指を押さえる時の注意点②

こんにちは。

今回も
指を押さえる時の注意点についてです。

２、弦は指板を叩くように押さえる

ヴァイオリンは《指で弦を押さえる》
という表現をよく使います。

でも、
《指先で弦と指板を叩いて押さえる》の方が
実際にやっていることに近いかな、と
私は思います。


押さえ方が甘いと
同じ場所を押さえていても音程は
変わってしまうのです。


指板までしっかり押さえていれば
音程が正しく取れますが

弦を触っているだけだと
音程は低くなってしまいます。

指先が弦を触っているだけでは
音程は正しく取れないので
指はしっかり指板まで押さえましょう！


押さえるタイミングが遅いと
音がはっきりしないので、
弦と指板を同時に押さえるために
指で指板を叩くようにして弦を押さえます。

押さえた時に音がするくらい
しっかり押さえると、音がはっきりします。

特に４の指は
『遠くて届きにくい！』
というイメージのせいか、
指は一生懸命伸ばしているのに
しっかり押さえていないせいで
音程が低くなってしまう方が多いです。

しっかり指板まで押さえれば
無理に頑張って指を遠くまで伸ばさなくても
音程は取れることがほとんどです。

４の指も指板を叩くように
しっかりと押さえましょう！


慣れるまでは
指先が痛くなるかもしれませんが、
何度も練習するうちに指先の皮が厚くなって
痛くなくなりますよ。


正しい音程ではっきりと音を出すためには
とても大切なことです。

弦を押さえる時は
指板までしっかり押さえましょう！

それでは、また🌸