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ピアノと合わせるためには

こんにちは。

いつもは一人でひいている曲を
発表会ではピアノの伴奏付きで
演奏できますよね。

『豪華になった!』と嬉しい反面、
『合わせるのがちょっと難しいな…』
と思ったことはありませんか?
 
今回はピアノと一緒に演奏するために 
必要なことについてです。



ピアノの伴奏をしてくれる先生は
ヴァイオリンに合わせて演奏してくれます。

どうしてこちらの演奏に合わせることが
できるのでしょうか?

それはピアノの先生は
ヴァイオリンが何をひくのかを知っている
からです。

ピアノの楽譜にはヴァイオリンのパートも
書いてあります。

ピアノの先生は
このヴァイオリンのパートを見ながら、
自分のパートを演奏してくれています。

だから、こちらに合わせて演奏することが
できるのです。


私達が見るヴァイオリンの楽譜には
ピアノは書いてありません。

そのため
ピアノが何をひいているのかを知らないまま
伴奏合わせをする方が多いのでは
ないでしょうか?

それでは合わせることはできません。


伴奏合わせの前に、ピアノが何をひくのか
楽譜を見て知っておきましょう!




ピアノの楽譜は右手のパートがト音記号、
左手のパートがヘ音記号で書いてあります。

『ヘ音記号なんて読めない!』という方は
音の動きだけでも把握しておきましょう。

特にヴァイオリンが休符の時に
ピアノが何をひくのかを知っておくことは
とても大切です。

知らないまま演奏すると
タイミングが合わないことがあるので、
自分が休符や長い音符をひく場所は
ピアノのパートを確認しておきましょう。


また、ピアノが何をひくのかを知っていれば
曲全体の雰囲気も良くなります。

ピアノに合わせてもらうだけではなく、
こちらもピアノに合わせで演奏できるので
曲の完成度はグンと上がります。

ピアノが作ってくれた音楽に乗ったり、
こちらからピアノに音楽を繋ぐことも
できるので
『ただ演奏しているだけ』ではなく
『ピアノとアンサンブルしている』
という演奏になるのです。

この差はとても大きいですよ!

初めてピアノの楽譜を見る方は
『ヘ音記号だし、音は多いし、
 何が書いてあるのかよくわからない!!』
と、混乱するかもしれませんが、
慣れれば絶対に読めるようになります。

ピアノの伴奏が付くということは
ピアノが付いて完成する曲ということです。

曲の全体をしっかり知るためにも
ピアノと合わせる前は
ピアノの楽譜も見ておきましょう!

それでは、また🌸