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本番前にやっておきたいこと

こんにちは。

もうすぐで今年も終わりですね。
12月は発表会やクリスマス会など
人前で演奏する機会が増えると思います。

『人前で演奏するのって緊張するから苦手』
という方は多いかもしれませんが、
本番を経験した方が上手になりますので
人前で演奏する機会があったら
どんどんチャレンジしてください!


人前ではいつもと同じように演奏するのが
難しいですよね。
できるだけいつも通りの演奏をするために
本番対策をしましょう!

今回は私がしている本番対策を
いくつかご紹介します。



1、広い会場を想像して練習する

本番の会場はいつも練習している部屋より
広いと思います。 

お家での練習の時も
広い空間を想像して練習してみましょう。


ただでさえ人前での演奏は緊張しますが、
いつもと違う環境になると動揺してしまい
いつも通りの演奏が出来なくなることが
あります。 

そうならないためには
『本番の会場の広さを想像しながら
 練習をする』
というイメージトレーニングが大切です。

いつもとは違う広さの会場、
いつもとは違う響きになるということを
想像しておきましょう。


また、広い場所での演奏は
遠くまで音を届けなくてはいけません。

いつもレッスンで先生がいる場所より
遠くにお客様は座っています。

遠くのお客様にもちゃんと音が届くように
お家でも想像しながら練習してみましょう。

『大きな音を出す』のではなく、
『遠くまで響きを届ける』と思って
練習してください。

音楽を届ける範囲が広くなると
音楽も大きく豊かになります。

これは当日に急にやろうとしても難しいので
練習でしっかりイメージトレーニングを
しておきましょう!


あらかじめ
《いつもより広くて響く環境で演奏する》
《遠くのお客様に音を届ける》
ということを想像しておくと
本番での動揺が少なくなりますよ。



2、意識して呼吸をする

以前のブログで呼吸についてお話しましたが
本番ではさらに意識して呼吸をしましょう。

本番の時は緊張して呼吸が浅くなります。

浅い呼吸のまま演奏すると
焦って演奏しているように聞こえます。
実際、休符や長い音符で数えられなくなって
テンポも狂いやすいです。

一人で演奏していると気付かないことも
ありますが、
ピアノの伴奏がついていると
合わなくなるので演奏しづらくなります。

緊張して呼吸が浅くなり、
ピアノと合わなくなって動揺して、
いつも通りひけなくなる😱

ということになりやすいので、本番の時は
いつも以上にたっぷり呼吸をしましょう!


呼吸も本番で急にしようと思っても
できないので、練習の時から
意識して呼吸をしておくと良いですよ。


特に音を出す前の呼吸が大切です!
カウントに合わせて呼吸をしてから
演奏を始めましょう。

演奏中も呼吸をしっかりすると
身体の強張りが取れます。
緊張で身体が固くなっているな、と思ったら
呼吸をしっかりしてみてください。


《本番前にやっておきたいこと》
次回も続きます。

それでは、また🌸