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身体に力が入ってしまうと①

こんにちは。

前回前々回と、力が入り過ぎてしまうと
身体を痛めてしまうとお話しましたが、
演奏もしにくくなります。


弓を先まで使おうとしても
届かないことはありませんか?

弓を先まで使えないのは
腕の長さのせいではなく、
身体に力が入って関節が固くなっている
という場合がほとんどです。


弦に弓を置いて腕を動かす時に
肘の関節に注目してみてください。

肘の関節はしっかり開いていますか?

弓を先まで使う時に
肘の関節ではなく肩を動かしてしまう方が
とても多いです。

弓を動かす時は肘の関節を開きます。
しっかり肘を伸ばすと弓の先まで使えます。


肘の関節はではなく
肩の関節で弓を動かすと先まで使えません。
肘の関節は曲がったままで
肩の関節を後ろに開いてしまっています。

肩の関節を動かしても弓は動かせますが、
弓の使える範囲が狭く
速く細かい動きもできません。


また、肘ではなく肩を動かすと
弓が弦に斜めに当たってしまうので
音がかすれたり
弓が滑ったりしてしまいます。

肩ではなく肘の関節を動かして
弓を動かしましょう!


『弓の先まで腕が届きません!』
という生徒さんは
大体肩と腕に力が入ってガチガチなので
肘を開いて腕を伸ばしてあげると
先まで使えるようになります。

弓を持つと肘の関節が固くなって
腕が伸ばせなくなる方は本当に多いんです。

『弓を先まで使えない』
『弓を速く動かせない』という場合は、
まずは肩と腕の力を抜いて
肘の関節がちゃんと
動いているかを確認してみましょう!

それでは、また🌸