こんにちは。
『子供にピアノとヴァイオリンの
どちらを習わせた方が良いですか?』
という質問を頂くことがあります。
答えは『どちらとも言い難い』です。
ピアノとヴァイオリンには
どちらにも違う良さがあります。
というわけで今回は
ピアノとヴァイオリンの違い
についてです。
『子供にピアノとヴァイオリンの
どちらを習わせた方が良いですか?』
という質問を頂くことがあります。
答えは『どちらとも言い難い』です。
ピアノとヴァイオリンには
どちらにも違う良さがあります。
というわけで今回は
ピアノとヴァイオリンの違い
についてです。
1、最初に出す音
音符は
『ドレミファソラシド』
の順番で覚えたと思います。
ピアノはこの順番通り、ドから練習します。
一方、ヴァイオリンの最初に出す音は
ドではありません。
ヴァイオリンで最初に習う音はラです。
の順番で覚えたと思います。
ピアノはこの順番通り、ドから練習します。
一方、ヴァイオリンの最初に出す音は
ドではありません。
ヴァイオリンで最初に習う音はラです。
ヴァイオリンはまず
A線の開放弦(指を押さえない音)から
習うので、最初にひく音はラになります。
最初から左手と右手を一緒に動かすのは
難しいので、
ラだけを何度も練習します。
ヴァイオリンに慣れてきたら
『ラシドレ』と
少しずつひく音を増やしていきます。
ピアノで最初に習うドは
ヴァイオリンでは最初は難しい音なので、
すぐには出てきません。
ヴァイオリンは
最初のうちは出せる音が少ないので、
楽譜を早く読めるようになるのは
ピアノです。
ただし、ピアノはト音記号だけでなく
ヘ音記号も読めるようにならなくては
いけないので、左手の練習が始まると
つまずいてしまう子もいます。
2、指番号
ピアノの場合は両手に指番号がつきます。
どちらの手も
親指が1、人差し指が2、中指が3、
薬指4、小指5
です。
ヴァイオリンの場合は右手には指番号はなく
左手にだけつきます。
左手の指番号は
人差し指が1、中指が2、
薬指が3、小指が4
です。
ヴァイオリンは
親指では弦を押さえないので
人差し指が1になります。
指番号は4までですが、
何も押さえない開放弦を0で表します。
ピアノの指番号は1〜5
ヴァイオリンの指番号は0〜4
と、指も数字も1つズレています。
同時期に両方始めると
混乱しやすいのが指番号ですが、
根気よく練習すれば
両方覚えることはできます。
3、音程
ピアノは鍵盤を押すと正しい音が出るので
片手でひける簡単な曲なら
始めたばかりでも演奏できます。
一方、ヴァイオリンは
音程を自分で作らないといけないので、
最初から曲を演奏するのは難しいです。
そのため、
楽しめずに飽きてしまう子もいますが、
自分で音程を取る練習をするので
ヴァイオリンは音感が身につきます。
音が出しやすい分
とっつきやすいのはピアノだと思いますが、
両手で演奏するようになると
ピアノのグンと難易度は上がります。
ヴァイオリンは楽器に慣れるまでは
大変ですが、
慣れてしまえば少しずつ難しい曲を
ひけるようになっていきます。
そのため
一概にどちらが習いやすいとは言えません。
私はヴァイオリンの先生なので
ヴァイオリンを選んでもらえると
嬉しいのですが…(笑)
どちらか、もしくは両方同時に
お子様に習わせたい方は
参考にして頂けると嬉しいです。
それでは、また🌸
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