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実は超重要!休符について

こんにちは。


休符はよく『お休み』と呼ばれます。

確かに音を出さない部分ですが、
実際には『お休み』ではありません。

休符も音楽の一部です。

休符になっても気を抜かずに
演奏しましょう!

というわけで、
今回は休符の注意点についてです。



1、休符もちゃんとカウントする

休符もしっかりカウントしないと
休符が正確な長さにはならず、
拍子が狂ってしまいます。

先生に
『ここはちゃんと休符の長さでお休みしてね』 
と、言われたことはありませんか?

音を出すことに一生懸命になり過ぎて
休符になると完全にお休みしてしまい、
気が抜けてしまう方は本当に多いです。

音が出ていなくても音楽は続いています。

休符もちゃんと拍通りに音楽が進めるように
カウントは止めないようにしましょう。



2、休符の時こそ緊張感を持つ

休符は音は出ませんが、
音楽の表現ではとても重要なものです。

ずっと音が鳴っていて急に音がなくなったら
『あれ?』と思って耳を傾けませんか?

休符は聞いている人の耳を
引き寄せることができるので、
作曲家はそれを狙って
楽譜に休符を書いていることがあります。

休符の時に自分に緊張感がないと
この効果は出せません。

休符を効果的に演奏するために、
休符の部分では気を抜かずに
むしろ緊張感を持って演奏してください。


緊張感を保つためには、
1で説明したカウントがとても重要です。

休符になると
気持ちが緩んでしまいやすくなりますが、
カウントも音楽の雰囲気も止めずに
休符を演奏しましょう。




演奏中にあまり休符を意識していない方は
多いです。

でも、休符は音楽の一部ですし、
メリハリをつける大切な要素です。

休符は休むのではなく、
音を出さずに演奏する場所
だと思ってください。

今までより楽しく演奏できるようになって、
曲の完成度もグッと上がりますよ!

それでは、また🌸