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楽譜の記号(繰り返し記号②)

こんにちは。

今回も繰り返し記号についてです。

聞き慣れない言葉も出てくると思いますが
楽譜に良く出てくる言葉なので
覚えておきましょう。


3、dal segno (ダル セーニョ)

楽譜上では《D.S.》と省略されて
書かれます。

イタリア語で
dal は『〜から』 segno は『記号・印』
という意味です。

2つ合わせて『記号から』という意味なので
記号まで戻って繰り返します。


記号はこれです。

アルファベットのSに※がくっついたような
形です。
《セーニョマーク》と呼ばれています。


楽譜にD.S.という表記が出たら
セーニョマークまで戻ります。

この楽譜の場合は
1→2→3→4→2→3→4→5
の順番で演奏します。

繰り返すのは1回です。



4、 da capo (ダ カーポ)

楽譜上では《D.C.》と省略されて
書かれます。

イタリア語で
 da は『〜から』  capo は『頭』
という意味です。

2つ合わせて『頭から』という意味なので
一番最初に戻って繰り返します。


楽譜に《D.C.》の表記が出たら、
曲の一番最初に戻りましょう。

この楽譜の場合は
1→2→3→4→5→1→2→3→4→5
の順番で演奏します。

繰り返すのは1回です。


《D.S.》と《D.C.》は
表記が似ているため、混乱しやすいので
注意してくださいね。

《D.C.》は曲の一番最初に戻るので
わかりやすいのですが、
《D.S.》のセーニョマークは
演奏しながら探すのはなかなか難しいので、
パッと目に入るように印を付けておくと
良いですよ。


次回も繰り返し記号についてです。

それでは、また🌸