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ペグの微調整①

こんにちは。

今回は
弦を張り替えた後のペグの微調整
についてです。


張り替えたばかりの弦は音程が下がるので
何度もチューニングしなくてはいけません。

音程が上がることはほとんどないので
どんどんペグを巻いていくことになります。


『やっと音程が安定した!』
と、思ったらペグが動かしにくい角度まで
回っていることがあります。

ペグは親指と人差し指で挟んで巻くので
この角度だと巻きやすいのですが

この角度になると巻きにくくなります。

G線はそれほどでもありませんが、
A線とD線はかなり巻きにくいです。

楽器にもよりますが、この角度のまま
D線をチューニングしようとすると
G線のペグに触ってしまうことがあります。

これだとD線をチューニングする時に
G線の音程まで変えてしまうことがあるので
ペグをこの角度にしておくのは
オススメできません。

また、実際にやってみるとわかりますが、
この角度のペグを巻こうとしても
力が入りにくくて巻きにくいのです。


もし、巻きにくい角度になってしまったら
一度弦を緩めましょう。

緩めてペグの穴から出ている弦を

少し引っ張り出します。

引っ張り出してから
ペグを巻いて弦を張ると
ペグの角度が変わります。

弦を引っ張り出し過ぎると
結局同じ角度になってしまうので
出し過ぎないように気を付けましょう。

弦を張り替えたばかりの時とは違い
音程が安定した後は
ペグの角度が大きく変わることはないので、
一度角度を直しておけば
後は問題なくペグを回せるようになります。


弦を張り替えた後だけではなく、
ペグが回しにくいと思ったら
是非試してみてくださいね。

それでは、また🌸