こんにちは。
今回は
弦の張り替えのタイミングについてです。
今回は
弦の張り替えのタイミングについてです。
弦を張り替えるタイミングは
いくつかあります。
1、切れた時
これはもう張り替えるしかありません。
本番の演奏中に切れてしまうと困るので
切れる前に新しい弦に張り替えたいですね。
2、何年も同じ弦を張っている時
弦には寿命があります。
『数年ぶりに楽器を出した』という時は
切れていなくても弦を張り替えましょう。
たまに、何年も弦を張り替えていない楽器を
チューニングすることがありますが、
非常に怖いです!!
弦は強く引っ張られて音が鳴るので、
弦が切れた時に、運悪く身体に当たると
とっっても痛いですよ。
私は学生の頃に
切れたE線が顔と手に当たったことがあり、
かなり痛かったです。
弦が当たった部分は少し血が滲みました。
目に当たったら、かなり危ないと思います。
1年以上張りっぱなしの弦は
すぐに張り替えましょう。
3、弦が錆びている・変色している時
保管の仕方が悪いと
弦は錆びたり変色することがあります。
楽器を片付ける時に
弦についた松脂・手の汗や脂を
しっかり拭き取れば
錆や変色を防ぐことができます。
でも、一度錆びたり変色してしまうと
元には戻せません。
錆や変色を見つけたら
弦を張り替えましょう。
4、外側の巻きがほつれた時
弦は芯の周りに細い針金のようなものが
巻き付いています。
弦が古くなってくると
この部分がほつれてくることがあります。
そのままひいていると、
ほつれた部分が切れる可能性があります。
巻きのほつれを見つけたら
弦を張り替えましょう。
また、弦にはごく稀に
巻きの緩いものがあります。
巻きがしっかりしているかどうかは
張るまでわかりません。
張り替えてすぐにほつれてしまい、
『外れの弦だったか〜』
と、残念に思ったことがあります。
もったいないし、悔しいですが、
巻きがほつれてしまったら
新しくても弦を張り替えてください。
5、音が悪くなった時
弦は古くなると音が悪くなります。
響きや発音が悪くなったな、と思ったら
張り替えましょう。
重音でチューニングしていて
音程がなかなか合わなくなってきた時も
張り替えのタイミングです。
張り替えるタイミングで気を付けたいのは
本番の直前です。
弦は張ってから
馴染むまでに時間がかかります。
新しい弦は張った直後は音程が下がりやすく
何度もチューニングしなくてはいけません。
本番では弦がしっかり馴染んだ状態で
演奏したいですよね?
そのためには日程を逆算して
前もって張り替えておく必要があります。
弦の種類にもよりますが、
本番の1週間前までには
張り替えておくと良いでしょう。
弦を張り替えるタイミングは
人によって違いますが、
『ずっと張り替えてないなぁ』という方は
是非、弦を張り替えてみてください。
新しい弦に張り替えると
音が良くなって演奏が楽しくなりますよ。
それでは、また🌸
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