こんにちは。
チューニングをテーマのブログが
もう9回目になってしまいました。
自分で思っていたよりも
チューニングは指導する内容が多いんだな
と、驚いています。
今回は
チューニングをする時に
気を付けてほしい音程以外のこと
に、ついてです。
チューニングをテーマのブログが
もう9回目になってしまいました。
自分で思っていたよりも
チューニングは指導する内容が多いんだな
と、驚いています。
今回は
チューニングをする時に
気を付けてほしい音程以外のこと
に、ついてです。
音程以外で気をつけてほしいこと
それは《駒の傾き》です。
駒は楽器に対して真っ直ぐに立っています。
よーく見てください。
駒のテールピース側が楽器に対して
垂直になっているのがわかりますか?
それに対して反対の指板側は
少し斜めになっていますね。
これが駒の正しい角度です。
チューニングでペグで弦を巻くと
弦に引っ張られて
段々と指板側に駒は傾いていきます。
駒は楽器に張り付けられているのではなく
弦と楽器に挟まれているだけなので
傾いたまま放置しておくと
駒は倒れてしまったり、
形が変形してしまうことがあります。
変形してしまった駒は
もう真っ直ぐ立てることはできないので、
新しく作り直さなくてはいけません。
チューニングをする時には
時々駒の角度も確認しましょう。
さらに、時々上からも駒をチェックします。
E線はアジャスターでチューニングするので
E線側はテールピースの方に傾いてきます。
それをそのままにしておくと
G線側とE線側で駒の位置がズレて
駒が変形してしまうので、
時々上から見て駒が一直線になっているか
確認しましょう。
もし、駒が傾いていたら
自分でも直すことができます。
膝の上に楽器を置き、しっかり固定して
両手で駒の両端を持って傾きを直します。
両手で駒の両端を持って傾きを直します。
力の入れ方が難しいので、
どのくらい力を入れたら動くのかを
感じながら少しずつ動かしてください。
駒は接着されている訳ではないので
脚の方を持って動かすと、
駒ごとズレてしまう可能性があります。
駒の傾きを直す時は
駒の真ん中より少し上を持ちましょう。
駒の傾きを直す時は
とにかく慎重に行ってください。
自分で直すのが不安な時は無理をせず
先生か楽器屋さんにお願いしましょう。
自分でメンテナンスをしていれば
駒を取り替えるような
大きな修理になることはありません。
駒が傾いていないか
時々チェックするようにしてくださいね。
それでは、また🌸