こんにちは。
今日はチューニングの微調整についてです。
アジャスターがついている弦は
微調整しやすいですが、
ペグで微調整をするのは難しいですよね。
『もうちょっとだけ上げたいのに
上がり過ぎる!』
『ペグがちょうど良い所で止まらない!』
という時の対処方法についてお話します。
今日はチューニングの微調整についてです。
アジャスターがついている弦は
微調整しやすいですが、
ペグで微調整をするのは難しいですよね。
『もうちょっとだけ上げたいのに
上がり過ぎる!』
『ペグがちょうど良い所で止まらない!』
という時の対処方法についてお話します。
1、少し低くしたい時
『音程を低くしたいけど、
ペグを回すと下がり過ぎてしまう』
という時は少し弦を引っ張ります。
弦は強く張れば音程が高くなり、
緩めれば音程は低くなります。
そのため弦を引っ張って
弦の張りを少し緩めると、
音程を少しだけ下げることができます。
強く引っ張ると弦が切れてしまいますし、
弱過ぎると音程が変わらないので
最初は力加減が難しいと思います。
チューナーを見ながら何度もやってみて
力加減を覚えましょう。
また、弓を持った右手で引っ張るので、
弓のフラッグで楽器に傷をつけないように
気を付けてください。
2、少し高くしたい時
音程を少し高くしたい時は
弦のこの部分を少し押します。
下に空間がある部分です。
この作業は左手で行ってください。
この作業は左手で行ってください。
弦を引っ張る時と同じで
押す力が強過ぎても弱過ぎても
上手くいきません。
何度もやってみて
ちょうど良い力加減を覚えましょう。
この2つの微調整はサッとできるので、
本番中に少し音程を直したい時にも
行うことができます。
細い弦より
太い弦の方が効果があるように思うので、
ヴァイオリンのE線には
あまりオススメしません。
何より、E線を引っ張ったり押したりしたら
切れそうで怖いので私はやりません。
E線はアジャスターで
しっかりチューニングしましょう。
この方法は
音程を変えられる幅に限界があります。
引っ張ればどこまでも音程が下がったり、
押せばどこまでも音程が上がるわけでは
ありません。
あくまで微調整として
ペグでチューニングをした後に
1、2回試してみてください。
音程の変化が足りない時は
もう一度ペグでチューニングしましょう。
しっかりと音程を合わせた楽器で
気持ち良く演奏しましょう!
それでは、また🌸