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チューニング⑥

こんにちは。

今回もチューニングについてです。


前回お話しましたが、
重音で音を合わせるチューニングを
するためには、
まずは2本の弦を同時に鳴らす練習から
始めましょう。

重音に慣れてきたら、
ひきながらペグやアジャスターを回して
音程を変えてみましょう。


左手で音程を変えながら
重音をひき続けるのも最初は大変です。

以前のブログで説明しましたが、
2本の弦をひくコツは

①右肘を固定する
②力を入れ過ぎない
③弓を速く動かす
④目と耳で確認する

です。

この4つを気を付けながら、
音程を合わせましょう。


重音をひきながら左手を動かすことに
慣れるまでは
チューナーを使ってチューニングしても
良いと思います。



重音と左手の動きに慣れたら
耳でチューニングします。

この時、聞くのは《音の揺れ》です。

2本の弦の音程が合っている時は
音が真っ直ぐに聞こえますが
合っていない時は
うなりのような揺れが聞こえます。


この揺れが聞こえるようになるまでには
少し時間がかかるかもしれません。


チューナーで音程を合わせた重音と
合わせる前の重音を
何度も聴き比べてみましょう。

揺れが少しずつわかるようになって、
音の揺れが聞こえると
音程を合わせたくなりますよ。


重音のチューニングはできるようになるまで
根気強く練習する必要があります。 
慣れればできるようになりますので、
諦めずに練習してください。

先生にもチューナーにも頼らずに
チューニングができたら
ちょっとかっこいいですよね。

また、舞台で演奏する時は
チューナーは使えません。
アンサンブルやオーケストラでも
耳で音程を合わせなければいけません。


人前で演奏する機会が増えてきたら
チューナーを使わないチューニングに
チャレンジしてみましょう!

それでは、また🌸