こんにちは。
今回も強弱記号についてです。
強弱記号は音が弱い方から並べると
pp→p→mp→mf→f→ff
という順番でしたね。
(これはよく使われる代表的な強弱記号です。
強弱記号は他にもありますので
気になる方は調べてみてくださいね。)
今回も強弱記号についてです。
強弱記号は音が弱い方から並べると
pp→p→mp→mf→f→ff
という順番でしたね。
(これはよく使われる代表的な強弱記号です。
強弱記号は他にもありますので
気になる方は調べてみてくださいね。)
さて、この強弱記号の中で
演奏するのが難しいのはどれでしょうか?
ヴァイオリンを始めた時は
大きな音を出すのが難しいので、
最初のうちはfやffが難しいですね。
でも!
ヴァイオリンに慣れてきて
色んな曲がひけるようになってくると
難しいのはpやppなどの弱い音なんです。
《pは弱くひく》なんですが、
音を弱くすると
音の表情がなくなってしまう方が
とても多いです。
それまでは元気な音や楽しそうな音、
悲しそうな音や切ない音など
表情豊かに演奏していたのに
pになった途端、
そういった表情がなくなってしまうのです。
急にテンポ感が悪くなることもあります。
《弱い音》とは
音量を小さくするということです。
決して
・表情やエネルギーがなくなる
・何も考えなくても良い
ということではないんですね。
おそらく《弱い》という言葉から
音の持つ全ての要素を無意識で
弱くしてしまうのではないかと思います。
fやffは大きな強い音で思い切りひけますし
色々な表現もしやすいので
楽しいですよね。
pやppは小さな音なので
身体の動きやエネルギーも
小さくなったように感じます。
でも、小さな音で色々な表情を出す方が
繊細な動きをしなくてはいけないので
大きな音よりとても難しいんです。
音を小さくするために
弓の量を減らしたり
腕の重さを軽くしたとしても、
表現する音楽まで小さくならないように
気を付けましょう。
私はpをppが楽譜に出てきたら
fやffよりも緊張感を持って演奏することを
心がけています。
そうしないとpやppの時に
急に音楽がつまらなくなってしまうのです。
ヴァイオリンに慣れて
色々な曲がひけるようになったら
強弱をつけて演奏しましょう。
そして、pやppの音の小さい部分を
より丁寧に繊細に演奏してみてください。
ただし、丁寧に演奏しようとすると
音が大きくなりやすいので、
小さな音でひくというのは忘れずに
丁寧に繊細に演奏しましょう。
曲の仕上がりが格段に良くなりますよ!
それでは、また🌸
コメントをお書きください
鳥江弘樹 (水曜日, 12 7月 2023 20:45)
まだ知らない強弱記号も知れて良かったです
桜ヴァイオリン教室 (土曜日, 15 7月 2023 10:44)
鳥江弘樹様
コメントありがとうございます!
強弱記号は意外と種類が多くて、弾き分けるのが本当に難しいです。
他にも何かご興味のあることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。