こんにちは。
今日は強弱記号と
そのひき方についてです。
今日は強弱記号と
そのひき方についてです。
強弱記号とは
その名の通り音の強弱を表す記号です。
主な強弱記号は
pp (pianissimo ピアニッシモ) 非常に弱く
p (piano ピアノ) 弱く
mp (mezzo piano メゾピアノ) やや弱く
mf (mezzo forte メゾフォルテ) やや強く
f (forte フォルテ) 強く
ff (fortessimo フォルテッシモ) 非常に強く
です。
m (mezzo メゾ又はメッゾ) というのは
イタリア語で『半分の』という意味なので
mpは『半分のピアノ』→やや弱く
mfは『半分のフォルテ』→やや強く
と、なります。
強弱記号は他にもたくさんありますが、
まずは基本的なものを覚えておきましょう。
ヴァイオリンで音に強弱をつけるには
弓の使い方を変えます。
その方法をいくつかご紹介します。
1、弦にかける重さを変える
弦にかける弓の重さを右腕で調節して
強弱をつけます。
音を強くしたい時は弓を重くして
音を弱くしたい時は軽くします。
重くし過ぎると音が汚くなりますし
軽くし過ぎるとちゃんと鳴らないので
音を聞きながら調整しましょう。
2、弓の毛の量を変える
弓の毛を抜く
ということではありませんよ!
弦にあてる毛の量を変えて強弱をつけます。
音を強くしたい時は弓の毛を全部弦にあてて
弱くしたい時は
弓を傾けて弦にあてる毛の量を減らします。
傾ける時は木の部分を
自分とは反対の方向に傾けて
毛を自分の方に向けます。
3、弓の使う位置を変える
弓は構造上
元の方が重く、先の方が軽くなっています。
重たい元の部分でしっかりと弦を捉えると
強い音を出すことができます。
弱くしたい時は軽い弓先を使います。
4、弓を当てる弦の位置を変える
弦は駒の近くの方が張力が強く、
指板に向かって段々と張力が弱くなります。
音を強くしたい時は張力の強い駒の近く、
弱くしたい時は指板の近くに弓をあてます。
ただ、弓を駒に近づけ過ぎると
金属的な音になってしまいますので
注意してください。
これは《sul ponticello》という
特殊な奏法なので
近づけ過ぎないように気を付けましょう。
強弱がつけられると音楽が豊かになるので
演奏するのが楽しくなりますよ。
弓の使い方を工夫して
強弱をつけて演奏しましょう!
それでは、また🌸